【目印を見つけるノート】784. お話ができたら読みたい本(5)
はっ💡 ありがとう🤭
今日は辰の日らしいので、それらしい雲を。
雨ですね。あまり強すぎることがありませんように。
さて、808ぐらいまで、「今取りかかっているお話ができたら読みたい本」というテーマでいこうと思っています。特別シフトですね。
よろしくお願いします。
今日はジェームス・ジョイスの『ユリシーズ』(柳瀬尚紀訳 河出書房新社)です。1ー12となっているものですね。
この『ユリシーズ』の柳瀬さん訳が出たときーーいつとは書きませんがーー学生界隈でも相当な話題になりました。ホメーロスの『オデュッセイア』を下敷きにしたダブリンの1日ということなのですけれど、当時の私は『ダブリン市民』をパラパラめくるぐらいで(U2が好きですし)、『ユリシーズ』は敷居が高いと思っていました。
ただ、その時は自分がおそれ多くも『オデュッセイア』とつくような小説を書くとはカケラも思っていませんでした。『ユリシーズ』どころか、ホメーロスも眼中にありませんでした。
今さらながら、「読んでおけばよかったな」と反省したりもするのです。
もし、自分が『西洋におけるストーリーテリング』の講義を受ける学生だとしたら、ギリシア神話とジョイスとモームとバルザックと……その辺りをガッチリ踏まえた内容を期待します。シェイクスピアやプルーストは……自分で読みます。
そのような想像をする辺り、私、きっとずっと一生学生のままなのです。
そして、そのような大人になった自分を、少し誇らしく思うのです。
そういう大人になりたいと、ずっと思っていたような気もします。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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