『 管理しない会社がうまくいくワケ 』
灯台下暗し。オフィスシェアしている会社の棚に、たくさん本があることに気づいて、先週からちょこちょこ本を借りている。
その1冊目。
『 自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇 管理しない会社がうまくいくワケ』
『 自分の小さな「箱」から脱出する方法 』は以前に読んだことがある。(でも、内容をあまり覚えていない。)その「ビジネス編」ということで、こっちも読んでみよう。
テーマは、「自分中心の内向き思考」と「他者も含めて考える外向き思考」ということらしい。
何気なく読んでみたけど、最近、自分が考えていることにスッとつながって、とても良かった。すごく良かった。
●外向き思考を身につけるには、自分の利益を超えた広い視野をもつことが大切だ。
●マインドセットが外向きになると、自分以外のものにも目を向け、自分にとって損か得かという狭い了見を超えた考え方ができる。
●単なる行動の変化ではなく、考え方の変化
●自分のまわりの人たちは「物」ではなく「人」である
●自分の利を超えて他者に目を向け、相手が何を必要としているかに気づいたとき、外向き思考へと変わることができる
●私は相手を自分の解釈でしか見ていなかった。
●他者に関心をもたないと間違いに気づけなくなる
●まわりに関心をもたないことで、自分を正当化していくようになる
●人は、自分を正当化して道を間違えていく
●自分を正当化し、他人を責めることは、個人的にも社会的にも大きな代償を払うことになる行為
●皮肉なことに、私たちの会社が利益を得るのは、いつも自社の利益を考えていないときだった
●自身の役割は、まわりの人の仕事を助ける
●外向き思考とは、他者の仕事がうまくいくように手助けすること
●人は一般に「自分の会社に対する評価」よりも、「自分自身に対する評価」が甘くなる
●自分の責任を果たすだけでなく、仲間が責任を全うできるよう手助けするのも仕事である
●「聞く」というのは、人を惹きつける不思議で創造的な力
●私にどんな手助けができるだろうか?
●誰かの役に立ちたいと思ってはいても、相手の目的に対して自分たちの努力がどんな影響をおよぼしているかを確認しなければ、いつまでたっても大事なことに気つかずに、結局相手の役に立たないままで終わってしまう。
●組織の問題を考えるとき、意識的ではないにしろ、人はいとも簡単に自分を問題の外に置いてしまう。
●皮肉なことに、外向き思考への変化で最も重要なのは、相手にとってほしい行動を、先に自分がとること。
●相手に変わってほしいという願望を捨てて初めて、結果的に相手を変える行動がとれる
●外向き思考は人を甘くするのではない。賢くするのだ。
●マインドセットの変化に取り組まなければ、いくら行動を変えたところで、むしろ時間のかかる遠回りなアプローチになってしまう。
●エゴを一切捨てた完璧なチームワーク
●成功に焦点を合わせること
●力を合わせて成果に集中する
●自分たち以外の誰かのために従業員全員が協力し合うことの意義が示されなければ、外向き思考を定着させるのはむずかしい。
●「考える人」と「やる人」を区別しない。
●分業は「考えない人」をつくってしまう
●自分の考えを相手に押し付けて、相手に考えるチャンスを与えないと、私は相手の役に立つどころか邪魔をしていることになるんだ。
●それぞれが、相手が成功するように考えて自分の仕事に従事していたらどうなるだろう。
●外向き思考でいると、自分自身が重要な存在であるのと同じように、他人も重要な存在だと考える。
●私たちの関心が内側だけを向いていたせいで、私たちは社内的にも社外的にも失敗した。
●外向き思考に変わった人は、相手を変えようとはしない。
成功に焦点を当てる。
チーム全体で良くなるために、私に何ができるか。
外向き思考とは、他者の仕事がうまくいくように手助けすること。私に、どんな手助けができるだろうか?エゴを捨てたチームワーク。
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仕事でもプライベートでも、人と時間を共有するということは、その都度「チームを組んでいる」状態だなぁと最近思う。一緒に過ごす時間は、チームとして良くしたい。そんな風にとらえると、不思議なことにエゴが消えて穏やかな気持ちになる。
いつもそんな風にいられるわけじゃないけど。でも、そういう感じを目指したい。
そういえば、半年前にも似たようなことを書いてた。
読んでくれて、ありがとう。