生きるとは、自分の物語をつくること
「生きづらさ」と「表現」は繋がっている。
それを、言葉に、音に、できるように。
そう考えるようになってから、どれくらいの月日が経っただろうか。繋がっているという感覚を、自分の中で醸成させてきている。
声なき声に耳を傾け、
表層と深層がひとつになるとき。
喪失感が昇華され、自分の物語となってゆく。
それを形としていくために、今が在る。
物語のテーマは、きっと色々なものがあり。
ひとつずつ、自分の中から外へと。
浮かび上がってゆく。
聴くことを通して、
誰かの悲しみや苦しさを掬い上げていくこと。
自分が女性で在るということを、
考えざるを得ない何か、違和感があること。
私が、私を追いかけるかのように。
少しずつ、確実に、物語の扉を開けていく。