独立系書店・町の本屋・シェア型古書店のジャンルと観察
全国500軒の小規模書店をリサーチしてマッピングしたり、5日間都内の本屋を巡ったりしたので、とりあえず中締めとしてまとめておきたいと思います。
大手チェーンを除く小規模書店を、独立系書店、町の本屋、シェア型書店という3つのグループに分けて考察してみました。自由研究なので、ジャンル分けは直観。3800字ぐらいの長文なので、休憩しながら読んで下さい。
1.独立系書店
本屋自体に個性や主張があり、選書も需要から揃えるというより、意図的に供給する傾向がある。発信するのだ。3つの中でもいちばん多様性があり、店主の数だけ種類がある。
偏愛系「一点突破型」書店
猫の本、魚の本、旅の本など、選書をぐっと絞った一点突破型の書店。店主がそのジャンルをこよなく愛し、愛好者の集合場所になっていることも多い。本よりも何を偏愛するかに重きがおかれている。
ターゲットが絞り込まれているのでイベントやワークショップなどが打ちやすそうだ。
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