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習慣化に対する考え方

 前回「理想の生活」についての記事(リタイア後の理想の生活|nuts)を書いたときに、ふと、自分の習慣化に対する考え方がみえてきた。今回はそのことについて語ろうと思う。
 なお、以前こちらの記事(ルーティーンを振り返る|nuts)で「得たい感情」に焦点をあてて、習慣化について語ったことがある。今回の内容はもちろん、以前語った「得たい感情」というのも習慣化の重要な要素であることを記しておく。



変化に対応できること

〇「ゆとり」を持たせる

 私は変化がだいきらいだ。しかし、悲しいかな、私を取り巻く状況は刻々と変化していく。特に二人子どもがいるため、子どもの成長による状況の変化というものがある。働き方も、それに応じて変わってくるだろう。そうでなくても仕事には異動というものがある。そこで、ルーティーンも、ある程度どんな状況に変化しても対応できるようなものが望ましいと考えている。今のルーティーンは、たくさんの時間があるから成り立っているもの、というのでは困る。復職してからも続けられなければ意味がない。そのため、ルーティーンには常に「ゆとり」があるようにしている。

〇復職後の身支度について

 とは言え復職してから今よりも必要になるのは身支度だ。あと、身支度の時間さえ確保できればよいのだ(もうすぐニワトリの世話も始まりそうだが)。まずは身支度にどれぐらいの時間がかかるかを考える。身支度というのは、短くしようと思えばいくらでも短くできるし、逆に手間をかけようと思えばいくらでもかけられるところ。というわけで、今時間があるうちに、しっかり満足のいくまで身支度をしたらどれぐらい時間がかかるのかを計測する。これは日中のルーティーンにした方がよいだろう。慣れでスピードアップできる部分があると思うので、しばらくそれを続けたあと、再度時間を計測する。それでも長すぎたら、削れる部分を考える。さらに数年したら今度は時短が取れなくなる。と言っても、朝登下校に付き添う必要がなくなっていると思うので(そう考えるととても切ない)、家を出発する時間はそこまで大幅に変わらないだろうと見込んでいる。


生涯続けたいこと

〇可能性だけでなく願望も

 ルーティーンの内容は、負担的な意味合いの「続けられそうかどうか」だけで判断しているわけではない。それを「続けたいかどうか」。しかも、基準は「一生涯」。これは、ルーティーンだけでなく、趣味についても同じことが言える。仕事なんかはこのように考える人が多いのではないだろうか。繰り返すが私は変化がとてもきらいだ。毎日変わらない生活をしていたい。そんな変わらない生活の中で、自分自身はゆっくりと成長し変化していく、と考えている。変わらない、ということは、続けている、ということ。「継続は力なり」というわけだ。
 まぁ実は、力にしたいとか成長したいとかそんなことは考えていないのだけど、せっかく時間を使うなら、生涯取り組みたいことをやりたいなぁ、と思っているのだ。noteについては生涯続けたいと思っている。noteについて私は、何のノルマも設けていない。それなのに毎日3記事前後投稿している。単に好きなんだと思う。お金の勉強も始めはそういうものだったが、これを生涯やるのはつまんないなぁ、と思ってしまったのでやめた。ある程度仕組み化もできたし、節約や投資は続けるが、深く学ぶことはもうしない。

〇「せっかくだから」?

 以前は「せっかく時間があるから、何か勉強をしよう」と考えていたこともあった。医師も、今はやりたくないことはやらず、やりたいことをやるというのを徹底すべきだと言っていた。しかし私はこの、「せっかく時間があるから、何か勉強しよう」に違和感を抱き始めた。
 「せっかく時間があるから」やることとというのはつまり、期間限定の内容になる。資格の勉強についてもそうだ。以前、簿記の勉強を打ち切りにしたことを記事に書いた(簿記の勉強、やめました|nuts)。基本的に合格というゴールがあり、試験日までの期間限定の勉強となる。もし私の趣味が資格取得ならば、簿記の勉強を続けてもよいだろう(趣味にする基準は「自分の得たい感情」だ)。しかし私はそうではなかった。
 「せっかく時間があるから」生涯続けたいようなことを探して、復職するまでにその土台を作っておこう。私の答えはこれだった。今、家庭菜園という趣味は生涯やりたいと思っている。いうまでもなく、生涯「生活」は続くので、家事も生涯することとなる(ヘルパーを雇うようになったら話は別だろう)。それならば、せっかく時間がある今、趣味や生活を上手く続けられる土台を作っておきたい。


まとめ

 生涯といえば、「ずっと健康でありたい」という願いもある。私の尊敬する友人が、「外見を整えることは心の健康に繋がる」と言っていた。私もその意見に同意だ。休職直後はスキンケアすらまともにしていなかったが、最近は気にしてやるようになり、脱毛器も再開した。肌がきれいだと、さわった時、目に映ったとき、幸せな気持ちになる。五感のうち、触覚と視覚の両方が満たされているのだ。さらに香水をほんのりつけてみると、嗅覚まで満たされる。香りには癒し効果がある。「美容」というのは自分を大事にしている感覚になり、これも心の健康に繋がっているのだと思う。
 というわけで、以前の記事(ルーティーン追加候補を考える|nuts)でも書いたとおり、メイク講座のあとに美容とメイクの習慣を取り入れたいと思う。それは心の健康に繋がり、生涯やりたいことになる可能性があるからだ。

 以上、またね~。

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