10回目のピラティスで感じた違いとしなやかに生きる誓い
4月から始めたピラティスだが、先日ついに10回目を受講してきた。
ピラティス創設者の格言によると、違いを感じ始めるタイミングだ。
10回単位にいちいち書いていこうと思う。
ピラティスは、なんといっても高級な習い事なので、確実にモノにしたいのだ。
そのために、インナーマッスルこんにゃくOLによる、一大プロジェクトの様子を記録していく。
10回目で感じた変化
記念すべき10回目は、初めてピラティスというものを体験した時と同じコースを選んでみた。
私は昔から極度に体幹がなく、姿勢が悪い。
電車に乗ればちょっとした揺れで一人だけよろめく。
友人からは「化粧とかより姿勢から直したほうがいいよ」と言われる始末。(辛口)
そんな私が10回通って感じた初回との違いはこんな感じだ。
①ワークで腹筋が正しく使えるようになってきた。
当初恐ろしいほど腹筋が使えていなかった。
全然違うところに力が入り、痛めてしまう。
小学生時代、スポーツテストの「上体起こし」は腹筋ではなく首や腕や足が痛くなるから嫌いだったことを思い出した。
ピラティスのワークで、腹筋に負荷をかける動きをするとプルプル振動し始める。
ポーズをキープしているとその振動はさらに激しさを増す。
最終的にはそのまま倒れるか、起き上がってしまう。
周りを見ると、倒れてるの私だけじゃん!
皆苦しそうながらもワークを続けられており、自分が異常に腹筋がないことを自覚した。
しかし、10回目の今。
プルプルするのは変わらないが、耐えられている!!
終わった後も、ちゃんとお腹周りがじんじんと熱を持っていて、正しい位置に負荷がかかっていることがわかる。
感じるぞ、筋肉の存在を…!!
しかし、腹筋がメインでないワークでは、気づいたらお腹の力が抜けている。
常に腹筋に力を入れて動くことを意識していきたい。
②左右のバランス差が解消(しつつある)
床に片足ずつ立って、左右のバランスを見るエクササイズがある。
私の場合、激しく左右に揺れ、バランスも何もない、という様子。
立ち方も、足の裏を全部使うのではなく、外側かつ、つま先に力がかかっていた。
まだまだ治っていないが、足の裏全体に体重をのせる感覚がわかってきた気がする。
最終目標はしなやかヘルシー美女
最終的になりたいのは、「美姿勢のしなやかヘルシー女性」。
筋肉がある人は姿から違う。
筋肉がついて見た目がムキムキだな、という意味ではなく、立ち方から違うのだ。
左右の偏りがなく、地面に根を張っているかのよう。しかし、肩や腕には余計な力が入らず、背筋だけスッと伸びている。
1つ1つの動きがしなやかで、テキパキ動いていても芯がぶれず、見ていてどこか安心する。
会社の他部署の先輩で憧れる女性の先輩がいる。
元外資営業の、パワフルな人だ。
この人もまさに、美姿勢の持ち主。
飲み会中も崩れない上半身。右のブロックを向いては場を盛り上げ談笑し、左のブロックを向いて笑顔を振りまく。
彼女の背筋はずっと美しかった。
それだけで「きっとシゴデキな女性なのだろう」と思わせる力があった。
彼女のようになりたい、ますますピラティスへのモチベーションが高まった。
動作と動作の間の待ち時間に差が出る。
胡座をかいて座るが、その姿勢が違う。
後ろに重心をかけて支えていたり、背中が丸まっていたりすると一気に老け込んで見える。レッスン着で薄着をしているからか、尚のことだ。
何らかの親分のような恰幅のいい座り方をしているな、と自覚する。
美姿勢はおしゃれの一つであると再実感させられた。
目先の目標は腹出しユニフォームを着ること
ピラティスは、ユニフォームがかわいい。
カラフルなパステルカラーも可愛いし、形もかわいい。
Tシャツの裾が短く、おへそが出る。
教室のしなやか美女たちは皆へそ出しをして自信満々に歩いてるではないか。
今の私はとてもではないが着ることはできない。
ユニクロで買った適当なTシャツを着ている。
物心つく頃からずっとお腹の脂肪が付いている人生なので、へそ出しユニフォームなんてはなから考えていなかった。
だが、まてよ、続けていたらもしかして、着れるようになるかもしれない。
いや、着れるようになるのだ。
下腹のぽよ肉を消して、腹出しユニフォームを着てスタジオを闊歩してやるという目標ができた。
それなりに社畜OLのため、最近はなかなか思うように通えない日々が続く。
1回1回を大切に受講し続けようと思うのだった。