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【近況報告】失敗、悲しみ、そして読書漬け

お久しぶりです。
記事全く更新してなかったマウスベアーです。
いや、出来なかったのです。
言い訳そのものですが、年末から2月の頭にかけて、とても精神の余裕がなかったのです。

仕事のミスが多すぎる

私は10年くらい経理をやっているのですが、元々ミスが多い方でした。
あまりメモを取らず感覚でやってたのも原因でしょう。
それと、2023年の、たしか9月18日に振られたのです。結婚を勝手にですが考えていたくらいの相手でした。
ヘラヘラ笑って家族や友人やXやnoteにスクショを晒していましたが、やはり辛かったのか、ミスが激増しました。
資料や日付をどうしても間違えてしまうのです。金額しか合ってないガバガバ報告書を増産していました。
当然、会社や上司からの評価も低くなり、D評価でした。ボーナスが0.1ヶ月マイナスになります。安月給には辛い。

最愛の友との別れ

愛するデグーの”すえぞう”が、2023年12月31日、天に召されました。6年と10ヶ月でした。
これは本当に辛かった。今でも涙が出てきます。
”すえぞう”と過ごした6年、私はアルコール依存で家族や会社とトラブルを起こしたり、幾多の恋人との別れを経験しました。
その失敗の度に励まし、癒してくれたのが”すえぞう”だったのです。
元々猫や小動物は好きでしたが、”すえぞう”は特別でした。
人生の辛い時期を共有し、支えてくれた、一番の友人であったからです。

マッサージが大好きだったすえぞう

どうすりゃいいんだ

ミスを繰り返して毎日怒られてばかり。
ではどうしたらいいんだ。
先人の知恵を借りましょう。
ミスや失敗に関する書籍をを狂ったように読みふけりました。
・要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
・図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
が特に良かった。
ミスはちょっとずつ減っていきました。
ただ、経理みたいな事務職ってミスが減っても褒められない。できて当たり前だから。
なので、今でも職場では”できないやつ”扱いです。
😭

この2冊は特に分かりやすく即効性がある


『失敗の本質』をミスを減らす本と勘違い

有名な本ですね。
旧日本軍の失敗を分析した本で、組織や戦略の失敗に関する本です。
私はこれ、ミス対策になるものも思って読んでました。

組織論的研究ってサブタイトルが付いてるじゃん

でも、抜群に面白かった。
ノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル…どれも悲惨な、悲惨すぎる失敗ですが、なぜそうなった…?と興味は尽きません。
そこから戦中に関する本を買い漁り読み漁りました。
特に半藤一利さんの小説は抜群に文章が上手い。ついつい夜更かしして読み進めてしまう。(ノモンハンの夏)
また、角田房子さんの小説も凄まじい取材力と戦前生まれの方だからこその(兄弟親戚が出征し戦死している)、深い思いが重厚な作品へ昇華されています。
(責任 ラバウルの将軍 今村均)

この棚の本全てに、辻政信が登場します。なんなんだ、あいつは。

そして今は…

そのまま読書にハマっております。風呂でも読んでます。
・ミスを減らす、仕事の能力をあげる、実用系
・戦中の本(辻政信がだいたい出てくる)
・村上春樹(結婚相談所の相手が村上作品好きだったので)
が三本柱です。

戦中の本を読んでいると、「楠公精神だ!」といった南北朝時代に関するセリフが出てきて面白いです。
歴史ってこういう楽しみもあるんやね、と感心しました。
戦前は今より南北朝、ないしは太平記に親しんでいたのでしょうね。(それが国家戦略的な意味合いもあるのでしょうが)

とりとめもないですが

何とか生きています。
この数ヶ月の失敗とそれを取り返そうとした読書で、次の結果や見識を得ました。
・ミスの減少
・より良い段取りの仕方
・分かりやすいマニュアルの作り方
・昭和前期の少々の知識
・硬直した考えは失敗を招くこと
・優秀な人でもめちゃくちゃ失敗していること

少しづつ、人生の歩みを進めてまいります。


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