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【エッセイ】小説を翻訳してみて

    ソウル近郊は連日の寒さで、降り積もった雪がまだ溶けずにいます。それでも日が沈むのは徐々に遅くなり、18時になってもまだ明るい。春が近づいているのを感じますね。

    コロナ禍で、いろいろ大変だった時期から書かせてもらってきたエッセイも19回目。今回は、初めて本気で韓国小説の翻訳に取り組んだ話について書きました。

    すごく難しかったけれど、その倍以上におもしろく、韓国語の力以上に日本語の力が必要なんだと、そして、どこまでもとことん調べる力がいるんだなと、実感した時間でありました。

    今、いろんな翻訳小説を気軽に手にとって読めるのは、翻訳者のみなさんがこういう時間を積み重ねて来られたからなのだと、今回体験してみて、そのありがたさが身に染みたのでした。

★WEBマガジンStay Salty 連載エッセイ

『オンマと呼ばれる日々』
第19回  小説を翻訳してみて


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