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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2024年1月の記事一覧

1000億円企業になるために増やすべきもの

2024年になって初めてのnoteです。(1月ももう終わりですが……)今年もどうぞよろしくお願いします! まず、令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。厳しい寒さの中、現地で支援活動を行なっている方々の姿には頭が下がります。 僕が理事を務める一般社団法人災害時緊急支援プラットフォーム(PEAD)でも、支援活動を開始し、微力ながら個人としても支援をさせていただきました。追加支援継続に向けたクラウドファンディングも実施していますので、よろしければぜひ

【Pacific Meta創業秘話】〜"お葬式"から"ブロックチェーン"へ〜 20代で2回目のスタートアップ起業でWeb3領域を選んだ理由

Pacific Metaの代表取締役CEOの岩崎です。 実は今回が初のnote執筆になります。 私はスタートアップ大好き人間です。 現在28歳になったのですが、2度目のスタートアップをしています。 エンジェル投資家としても活動しており、40件を超える投資先がいます。 自分で経営をするだけでなく、様々な起業家とコミュニケーションを取ってきたので、20代の経営者の中ではスタートアップの生のデータをかなりの数見てきた自負はあります。 企業の栄光と挫折も数々見てきましたし、何をし

成長し続けている会社の経営陣10の特徴と僕が意識していること

皆様、こんにちは! テックタッチ株式会社のCFO/CPOの中出 昌哉(なかで・まさや)です。(@masaya_nakade)直近取締役にも就任させてもらって、経営について考える機会が増加しています。 そんな中、経営陣note企画で僕の番が来ました。従前は、CFO業務やCPO業務のより業務に近い領域のnoteを書いてきたのですが、今回は趣向を変えて、少し俯瞰した目線でnoteを書いてみたいと思います。ライトな内容・分量なのでパッと読めると思います。 今回の内容は、タイトルの

MeetingBase本日正式リリース。会社における新規事業採択、UXデザイナーとの格闘の日々、コーディング、営業活動開始、受注!!...リリースまでの歴史を振り返る。

本日2024年1月23日会議マネジメントツール「MeetingBase」を無事正式リリースすることができました。 2023年4月1日から 弁護士ドットコム社内で事業部化して9ヶ月、同年10月27日に対外的に事業開始を公表してから3ヶ月弱 で無事に新規SaaSソリューションを新たに提供開始できました。 事業が生まれた瞬間から、社内での経営者プレゼンでの新規事業採択、UXデザイナーとの製品コンセプト作り、コーディング、受注に至るまでのこれまでの製品の歴史を少しだけ振り返ってみ

IPOに関する疑問:IPOすると生活は豊かになるのか?

IPOすると生活は豊かになるのか? 私が複数回IPOを経験していることもあり、この質問はよく受けます。 先に正解を言ってしまうと「人による」です。 まず、IPOにより大きな金銭を得るには、なるべく安い価格で株式を取得し、上場後になるべく高値で売却する必要があります。 会社が設立されたときに株式を持つ創業者などの株主、早いシリーズで出資をする投資家などはそのよい事例です。 大株主による株式の売却は、制約も多いので注意が必要です。 ただ、それまで貯金も0円だったような若者

なぜCOTENは資金調達の時に、事業計画書も出さず、Exitも目指さないとしたのか? - COTENの資金調達について

はじめに この文章は、COTEN 深井が口述したものをけんすうさん(COTENのエンジェル株主でもあり、深井の友人でもあるシリアルアントレプレナー)に文章化していただき、それに加筆修正を加えたものです。けんすうさんのおかげで文章化することが叶いました。本当にありがとうございます!! こんにちは、株式会社COTENの深井龍之介と申します。 先日、株式会社COTENは資金調達を行いました。詳しくは、以下のPodcastとプレスリリースをご覧ください。 <資金調達 プレスリリ

急成長フェーズでの採用の考え方

(※ 社内報なので、社内向けの言葉使いなどわかりづらい点はある等ご了承ください) 急成長フェーズでは、通常の採用ではNGとされるような採用が正解となるケースがある。なんの意識もしないと定石とされる方法をとることでのミスが発生する。本来定石だが、急成長フェーズでは意思決定ミスにつながりうるケースに対して考え方の修正をする必要がある。 前提として、20%成長を目指す会社ではなく、毎年何倍も成長するような急成長を目指す会社の採用の考え方である。 20%成長のような漸近的な成長

スタートアップの市場の選び方

こんにちは。スマートバンクの堀井(@shota)です。 長いものでC向けのプロダクトを作り続けて、10年以上経つようになりました。 今回は自分が意識しているスタートアップの「事業の張り方」について経験則や実例も交えて書いていきたいと思います。 自分がゼロから作り、現在も存続しているサービスはフリマアプリ「ラクマ(旧フリル)」、ANGEL PORT(事業譲渡済)、B/43(ビーヨンサン)の3つが該当し、特にフリマアプリは過去最大のスマッシュヒットになりました。 「気づき」

【2024年版】中国のスタートアップ・ベンチャーキャピタル業界に何が起きているのか?

皆さんこんにちは!Asu Capital Partnersの夏目です。 これまで学生時代に中国のテックトレンドを寄稿させていただいたり、卒業後もnoteで友人たちと毎週中国のトレンドを取り上げるメディアである「Weekly China」を運営したりするなど、最新の中国トレンドを取り上げていたのですが、VC業界に入ってからはコロナの時期とも重なり、中国国内のテック投資が長らく停滞していたため、(少し言い訳になってしまいますが)中国のスタートアップ事情をしっかりと文章に落とし込

新技術を取り入れ、社内で活用できるアプリを目指す! カウンターワークスの「ハッカソン2023」開催レポート

2023年12月に都内某所で開催されたカウンターワークスのエンジニアチームによる1dayハッカソン。この記事では和気あいあいとした雰囲気の中、限られた時間でアイデアを形にしていった会場の様子をレポートします。 企画責任者に聞くハッカソン開催の狙い今回のハッカソンの運営全体を統括したPlatform事業 開発Gのエンジニアリーダーの津國さんに開催の狙いを聞きました。 津國:きちんと予算を組んで、オフィシャルに開催されたのは今回で2回目です。今後は半期に1回の頻度で実施してい

#39 Requests for Startups 2024 / 投資したい問い2024

*こちらのメルマガからの転載です。 毎年1月にその年にどういう投資領域が注目されるのだろうかということを書いているのだけれども、それもマンネリ化してきたなと思うと同時にふわっと領域っぽく書いても、あんまりおもしろくないなと思いました。 なので、今年は実験的に2024年はこういう領域の会社/こういう問いをもって取り組む会社に投資をしたいっていうテーマで書いてみます。 タイトルからわかるように、Ycomのオマージュです。本家は↓ なので、自分が投資をもうしているトレンドなど

粘り強くコトに向き合いつつ、常に遊び心は忘れない!新卒6年目のセールスが心がけるプロフェッショナリズムとは(THE COUNTERs)

常識やルールに縛られず、目の前のステークホルダーと愚直に向き合う人を取り上げるインタビュー企画「THE COUNTERs」。会社のバリューに即しつつ、新たな視点やアプローチで課題に取り組む社員に焦点を当てます。 今回は、Enterprise事業部のセールス担当・太田代(おおたしろ)さんを紹介。学生アルバイト時代からカウンターワークス一途な太田代さんは新卒入社からすでに6年目。社員の中で誰よりも会社をよく知り、愛する太田代さんに、「SHOPCOUNTER Enterprise

1億円集めても手取り8万円。それでもベンチャーキャピタリストとしてつくりたい未来。

年末年始。 地元に帰って親戚、旧友と会いました。 交わされる会話のほとんどは、子どものこと、趣味のこと、最近のニュースのこと。でも時たま、仕事の話も出たりします。 そんな時に言われたのが冒頭の言葉。 他にもここまではっきりとは言われないけど、「未上場株」「投資」などの言葉が出るたびに眉をひそめていく親族、旧友の顔は中々に堪えるものがあります。 ベンチャーキャピタリスト?私は、「ベンチャーキャピタリスト」という少し変わった仕事をしています。この仕事は、誤解を恐れずに言いきっ

データで振り返る最新SaaS企業・業界動向

最新のSaaS企業データ(【2024年最新・無料】SaaS企業データ分析 | 決算・KPI)をベースにして、SaaS企業・業界の動向や水準を分析しました。 過去のレポートと比較しながら1年間を振り返ってみましょう。 2022年版 SaaS企業動向・水準・ランキング 2021年版 SaaS企業動向・水準・ランキング 使用したデータはnote「【2024年最新・無料】SaaS企業データ分析 | 決算・KPI」で随時更新しているデータベースを使用しました。 ※全てのSaaS企