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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2020年3月の記事一覧

なぜSpotifyはOKRをやめた?アジャイル組織に最適な目標管理「Spotify Rhythm」とは

こんにちは、加藤章太朗(@katoshow)です。 前回のnoteでは、自律分散型の組織の1形態である「アジャイル組織」について説明しました。 今回は、アジャイル組織の代表Spotifyが採用する目標管理のフレームワーク(戦略フレームワーク)についてお伝えします。 Spotifyでは、2014年まではOKRを採用していました。Googleなどで大きな成果を上げたOKRは、日本でも昨今導入が進んでいます。しかし、SpotifyはOKRをやめ、Spotify Rhythm(

私の知っているビルゲイツ、その3

本稿は、2008年6月に記した古川ブログの再投稿です。 1986年5月1日、いまから20年前のこと、マイクロソフトは8年間に及ぶ㈱アスキーとの代理店契約を解消して、日本法人マイクロソフト株式会社を設立しました。会社登記は、1986年の2月26日なのだけれど、実際のオフィス開設、会社としてのオペレーションを開始したのは5月1日で、私が初代の代表取締役社長に就任しました。(カルトQ的には、2月26日から4月31日まではマイクロソフトJapanという会社名で、シアトル本社に勤務する

SnowboardingとLeadershipについて【社長Blog】

会社の代表をやっていると色々な人と話す機会があって、日々刺激を受け続けられるのは本当にありがたいことだ。その中でも、実は社員との話から考えさせられることはとても多い。 先日とある社員との会話の中でこんな話をされた。 宮坂さんはリーダーシップを全然わかってなかったと言うが、今まで生きてきた中で学んできたこともあるはずじゃないですか?それこそスノーボードから学んだこともあるでしょう。そういうのをちゃんと言語化して大切にした方がいいと思います そのとき、元Yahoo! JAP

離れていても、良質な会話はできる!CTOが語る「BONX mini」

働き方が多様化する現代において、ビジネスや日常生活のさまざまなシーンでシームレスな音声コミュニケーションの需要が高まってきています。2016年にスマートフォンと接続すれば最大10人との同時通話を可能にしたデバイス「BONX Grip」を販売して以来、ハードなアクティビティシーンや百貨店、医療などの現場業務における業務効率を求めるビジネスシーンでも、少しずつ導入されています。 また、法人向け音声コミュニケーションシステム「BONX for BUSINESS」、「bonx.

COVID-19: (D2C)ブランド/スタートアップの課題とこれからの消費者行動への準備

数週間前から新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により、アメリカのスタートアップ業界にも大きな影響が出ています。特にコンシューマー向けサービスやリテールブランドが深刻な影響が出ている中で、なにか日本にも役に立つ情報を伝えることができないかと色々考えていました。そこで、アメリカの一流VCや起業家、エキスパートたちが共有している情報をnoteやTwitterで少しでも共有できたらと思っています。 今回は、著者から翻訳許可を頂き、NYを拠点とするCoefficien

withコロナの時代と、経済活動のデジタル化

どうも。すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。 COVID-19(以下では一般に言われてるように「コロナ」と呼びます)がいよいよ本当に大変な所まで来てしまいましたね。引き続き困難な状況は続きますが、生命を守ることを最優先に、文字通り協力して生き残っていきましょう。 コロナとアンラーニング今回のコロナ騒動で僕も多くのことを学びました。 コロナの初動に対して、正直僕はこう思ってました。遠い中国で起こった感染症でしょ?インフルとあまり変わらないんでしょ?

FLOWERのAndroid版をリリースしました🎉

たいへんたいへんたいへんお待たせしていたAndroid版ですが、ついに出ました! これで、さらに多くの方にかわいいをお届けできるようになりました。Android端末をお使いのお友達にもFLOWERを広めていただけるとうれしいです(その際は、ぜひ招待コードもいっしょに)。 近ごろはお家にいる時間が長くなったかと思います。 FLOWERのお花がささやかにでも、ほっとするような時間をつくれたら幸いです。 なにかお気づきの点などございましたら、こちらまで👇👇👇 ご意見&お問い合

アカツキの代表取締役をおりて、バトンを渡します。

みなさま、はじめまして塩田です。 本日、アカツキから、非常に大きなリリースを発表しました。 概要は、 1) 僕がアカツキの代表を退き、非常勤取締役兼ハートドリブンコーチとして関わること 2) 新たな代表取締役の香田を中心にExecutive Leadership Team(以下:ELT)を作り、取締役会とELT がフィードバックし合う新しい形のチーム経営に移行すること 3) ゲームを軸としたIPプロデュースカンパニーになり、グローバルで突き抜ける挑戦をしていくこと 4) 僕

Loco Partners創業物語と退任のご報告

なにから書き始めたらいいのかがわからない。 単に退任の報告というよりかは、8年半の壮絶な体験が詰まった一人のアントレプレナーの創業物語とあわせてまとめていきたいと思う。 目的は、お世話になった方々への感謝の気持ち、この物語が少しは誰かの役に立つかもという気持ち、自分自身の体験や学びの保存として、また自分の感情がフレッシュな今のうちにこそ書いておきたいと思いました。書き終わった時にはまさかの2万字を超える超々大作になりましたが、8年半分の物語だからそれくらいはいくか。笑

メルチャリ、チャリチャリになります

シェアサイクルサービス「Merchari(メルチャリ)」は、2020年4月1日よりサービスブランド名を「Charichari(チャリチャリ)」へと変更いたします。 プレスリリース 2018年2月のサービス開始から約2年。福岡市内での月間ライド数は13万回(2019年9月)を超え、日々の移動手段のひとつとして多くのかたにご利用いただいています。 次の展開にむけて メルカリグループに生まれたメルチャリは、サービス開始より大きく成長した2019年夏、さらなる成長を目指すた

YouTubeチャンネルの開発を行う2人。企画の生み出し方やYusaku Maezawaチャンネルプロデュースの秘話を語る

▪(右)スウィージー 賢 ・生年月日:1986年8月31日 ・肩書:プロダクション事業部 マネージャー ・趣味:貯蓄 ・おすすめの映画 or YouTubeチャンネル:「両学長 リベラルアーツ大学」 ▪(左)川中 陸 ・生年月日:1994年11月11日 ・肩書:プロダクション事業部 クリエイティブディレクター ・趣味:料理 ・おすすめの映画 or YouTubeチャンネル:「kouichitv」 ー自己紹介からお願いします! スウィージー:昨年12月に立ち上がった部署

中国のフリマアプリ2大巨頭「Idle fish」と「Zhuan Zhuan」の違いとは?

中国最大のフリマアプリ「Idle fish」とは?「Idle fish(アイドルフィッシュ 中国名:闲鱼)」は、日本の「メルカリ」や「ラクマ」と同じ立ち位置にいる中国最大のフリーマーケットアプリだ。元々は、中国のオンラインショッピングサイト、「タオバオ(中国名:淘宝)」内の中古取引用サービスだった「淘宝二手(タオバオ中古品)」から始まり、2014年から「タオバオ」から分離。現在は、アリババグループ傘下の独立中古品取引ブランドとして運営されている。 「Idle fish」の利

BtoB SaaSマーケティングのきほん 1

本記事は#SaaSLovers のバトンブログ企画記事で、18日目を担当させて頂きます戸栗(とぐり)と申します。株式会社LEAPT(レプト)という会社でBtoB、特にSaaSの支援を行っています(会社ウェブサイトはこちら)。 前職はHubSpotというマーケティング、営業、サービス支援を行うSaaS企業の日本支社の立ち上げと、マーケティング責任者をさせて頂きました。 詳しくはアドベントカレンダーでの記事をご覧くださいませ。 本日はHubSpotで経験したマーケティング、

エンジニアが向き合うべき障害

このポエムでは、IT屋なら避けては通れない障害について話してみたいと思います。 システム障害と体験的障害システムの安定性を表す指標としてSLAが業界でよく使われています。これは、障害時間を稼働時間で割ったパーセンテージでして、99.9%以上正常稼働するならスリーナインが保証されているシステム、といった感じで使います。 これはこれで便利でわかりやすい指標です。しかし、個人的には、サービス運営においてはこういったシステム障害に関する紋切り型な指標だけを拠り所にする運用は避けた