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経済 記事まとめ

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2024年9月の記事一覧

石破新政権に対する所感~希望か、失望か~

石破政権、経済政策に疎いのか? 9月27日の自民党総裁選挙を経て石破茂氏が第28代総裁に選出されました: 周知の通り、現時点で金融市場の評価は非常に手厳しいもの(大幅な円高・株安)になっています。ただ、これは高市氏への当選期待で積み上がっていた円売り・株買いのポジションが現実を見て巻き戻されている側面も大きいため、その意味で石破ショックでもあり、高市ショックでもあると表現するのがフェアだと思います。経済政策に疎いと呼ばれる評価に関し、石破氏は「私にいろいろ至らぬ点があるから

【今週の振り返り】自民党総裁選で石破氏選出/ PCEデフレータ/ 米マイクロン、コストコ決算ほか

<読了目安時間:25分> この記事では2024年9月23日から27日における政治・経済・投資関連ニュースをまとめました。普段ニュースを追えていない方や、沢山のニュースがありすぎてどのニュースがなぜ大事なのかそもそも分からないという方に向けて情報を整理していますので是非最後までご覧ください!

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来週の相場見通し(24/9/30-10/4)

<読了目安時間:20分> この記事では2024年9月30日から10月4日までの主な政治・経済・投資関連スケジュールを整理し、特に重要な10個のイベントを取りあげて注目ポイントを解説します。

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祝石破新総裁!高市さんを予想した皆さん!何を根拠にそう予想したか反省ですよ!ファクトを整理して解散相場で挽回だ!

いやいや、石破劇場開幕ですね 皆さんは何を根拠に高市さんが当選する未来を描いていたのでしょうか? やはりSNSでしょうか? SNSの情報なんて、投稿者のポジトーク中心 それが自分の気持ちを楽にしてくれる投稿ならば、自然とそれを信じていく負のスパイラル もちろんそれが当たることもありますが、そもそも今回の自民党総裁選挙イベントに関しては誰が投票で選ばれるかのギャンブル SNSでもっともらしいことを書いているポストを信用するよりも、一番信用しなくてはいけなかったのが

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10月の活動予定(記事、ライブ配信など)

皆さんこんにちは、池田です。この記事では10月の活動予定をお知らせします。メンバーの皆さんはもちろん、10月からメンバーになろうかと考えていらっしゃる方もご一読の上、メンバーシップへの加入をご検討ください! 以下の記事15本、ライブ配信6回、オフ会1回は今の時点での予定です。時事解説の必要性に応じて追加で記事を書く可能性があります。  10月1日(火):記事「10月のイベント予定&相場見通し」、「米ISM製造業景気指数」 10月3日(木):記事「米ISM非製造業景気指数

私たちは何を食べているのか

 明日はいよいよ自民党総裁選です.結果の予想が全くつかない状況ですが,週末だし夜更かしようかな。。。いうことで雑談配信します.完全な雑談なので,会員の方はぼんやり眺めてみてください(ニコ生はコチラ). ――そして本日のエントリは総裁選直前特集!おいしいカレー屋さんについてです!!

需給が示唆する円高圧力~24年初来の需給まとめ~

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アンケート調査の「コツ」

 さて本日は実用ネタです.みなさんの組織はアンケート調査してますか? 正直こんなアンケートとってどうすんだ?みたいな調査も多いですよね.  それにしても日本人ってアンケート好きですよね.そして,アンケートの結果を妙に真に受ける.この傾向はTBS系列で15年くらい続いた「クイズ100人に聞きました」のせいじゃないかと思ってます(陰謀論^^).  伝統的&主流派経済学はあまりアンケート調査が好きではありません.そのなかでは私は比較的アンケート好きな方です.そこで,今回は「使え

来週の経済・投資イベント見通し(9/23〜27)

<読了目安時間:20分> 9月23日の週は定期的な経済統計等のイベントがいくつか予定されているものの、それぞれの重要度で考えれば16日の週よりも大分落ち着いている一週間と言えます。米国株関連ではPCEデフレータ、米マイクロン・テクノロジーの決算及び大統領選の行方、日本株関連では自民党総裁選が主なテーマになるでしょう。 26日(木)は権利付き最終日なので、3月期決算企業の中間配当や株主優待で狙っている銘柄がある場合には忘れないようにご注意ください。26日まで保有していれば権

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9月の日銀会合及び植田総裁会見のポイント解説

<読了目安時間:20分> 日本銀行は9月19日から20日にかけて行われた金融政策決定会合で政策金利の据え置きを含む金融政策の現状維持を決定しました。前回7月会合で政策金利を0.25%程度へ引き上げたことにより市場に混乱をもたらしたという見方がある中で、足もとの金融資本市場は「引き続き不安定である」との認識から今会合での追加利上げは見送った様子です。会合開催の一週間前には米ブルームバーグなどから「現状維持の公算大」というリーク記事が出ていましたので、追加利上げが見送られたこと

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総裁選と金融市場【現時点の頭の整理】

総裁選、市場の争点定まらず さて、市場のニュースは今日のところはFOMCの大幅利下げに集まっていますが(これは後ほどやります)、9月27日に投開票が迫った自民党総裁選についても相場との関連で照会が増えています。正直、経済政策について相場を動かすほどの争点が浮上しているわけではないですが、現時点の情報に基づいて簡単な論点整理はしておきたいと思います: 票読みは筆者の専門外ですが、今回は過去最多となる9名が立候補していることから、1回目の投票で過半数を得る候補が現れず、上位2名

米FRB、0.5ポイントの大幅利下げ決定、年内の更なる利下げ見込む

この記事では、米国時間9月17日から18日にかけて行われた連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee、FOMC)の結果とパウエル議長の発言を取りあげると共に、今後の米金融政策及び相場の注目ポイントを解説します。前回7月会合のFOMC解説記事はこちら(米FOMC、8会合連続で金利据え置き 9月利下げ示唆)をご覧ください。 なお、パウエル議長の会見はこれから行われますので、随時記事を更新していきます。最終的な更新は午前5時過ぎになると思います

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政策金利を上げてもOKな理由

 出オチです.   今年に入ってから2度の政策金利引き上げ,さらには今後のさらなる利上げを示唆する日本銀行ですが....私はいま,この経済環境で利上げをするべきではないと考えています.昨期のGDP統計では標準的な経済状態に対して需要が4兆円少ない.さらに,インフレ関連指標は頭打ちになっていてインフレ対策が焦眉の問題というわけでもない.さらに米国の利下げが近く,さらに年内にいっそうの利下げが予想されるため為替問題も少ない.要は急ぐ必要がまるでないからです. その一方で,日本

政治家のブレーンて何?

 三国志で誰が好きですか?