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1149.みんな違って当たり前、みんな間違えて当たり前なんだよ。

It's natural that everyone is different and it's natural that everyone makes mistakes.【お馬鹿なcoucouさんの生きるヒント142.】
  Stupid coucou's tips for living


©NPО japan copyright association Hiroaki

1.自由詩87.「のこされたもの」Free verse 87. "What's left behind"


うつくしく
Beautifully

名づけられて いのち
Named Life

うつくしい 
Beautiful

おなじ名をもち いのち
Same name, life

ことほぎの いのち
The life of love

すべてのものに
For everything

Ⓒ (Lifespan) by Mieko Ishii
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou


©NPО japan copyright association Hiroaki

たったひとすくいのこの命で
With this one scoop of life

たったひとすくいのこの一日を
This one and only day

どんなふうに残したらいいのだろう
How should I leave it?

千のことばでも
A Thousand Words

万の想いでも
Even if a thousand thoughts

言い尽くせない 表しきれない
I can't express it

いましがた透ったこのときに
At this moment when it became clear

ちいさな ちいさな芥子粒が
A tiny mustard seed

ちいさな ちいさな虫たちが
Tiny, tiny insects

ちいさな声でささやきながら
Whispering in a small voice

見えないものを
What you can't see

聞こえないものを
What you can't hear

触れないものを
What you can't touch

この命に伝えてくれる
Tell this life

西の彼方へ旅する陽の流れが
The flow of sunlight traveling to the far west

過ぎ去るこのときに
In this time that has passed

すべてのものに宿すひかり
The light that resides in everything

そんな大きなものを
Such a big thing

たったひとすくいのこの命から
From this one scoop of life

どんなふうに残したらいいのだろう
How should I leave it?

Ⓒ (When it Shines) by Mieko Ishii
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou
Ⓒお馬鹿なcoucouさんのひとりごと
Ⓒ Silly coucou's monologue

Ⓒお馬鹿なcoucouさんのひとりごと 自由詩87.「のこされたもの」 coucouさんバックナンバー205のより【解説文】詳しくは👇をお読みくださいね。


たったひとすくいのこの命で
With this one scoop of life

たったひとすくいのこの一日を
This one and only day

どんなふうに残したらいいのだろう
How should I leave it?


Ⓒお馬鹿なoucouさんのひとりごと
Ⓒ The silly oucou's monologue
Ⓒ自由詩87.「のこされたもの」
Free verse 87. "What's left behind"


©NPО japan copyright association Hiroaki

2. 感情って強いんだね。Emotions are strong.


人の感情って強い人と弱い人、そして変わらない人がいるよね。
 
良く感情を強く持って、とか、もう少し弱くなんていうコントロールの仕方があるみたいだけれど、感情が強い、弱いってことが特段悪いことじゃあない。
 
だけど、どうしても強すぎると、その人の我が出やすく思える気がする。
それに「感情」と「感情的」というのは違うよね。
 
「感情的」って、感情が偏るときに言われている言葉。
そのなかで「感情的」な人の共通点があるんだ。
 
それはね、
「頑固な人」
「人の話を聞かない人」
「いつも自分は正しいと思い込んでいる人」
「人のせいにする人たち」、
 
そして、少しでも間違いを指摘されると怒り出す人たち。
こんな共通点がある気がする。
 
だからこそ、こんな人たちこそ、
「人間は誰でも間違いがある」
「自分も間違えているかもしれない」ということを素直に受け入れられれば、そんなに感情的になる必要はないよね。
でも、受け入れられないから感情的になっちゃうんだから仕方がない...。
 
人の話を聞かないのだから。
 
間違えた人に、怒ったり、怒鳴ったりすることよりも、「まあ、よくあることなんだから...」「私も良く間違えたんだよ...」なんて言える人がいたらその人は尊敬されちゃうよね。(あまり見かけない)
 
 
お馬鹿なcoucouさんの取引先にお寿司屋さんがいる。
そこの名物店主はいつもテレビに出て有名。
 
何が有名かと言えば、確かに美味しいし、何といっても食べれないほどのお刺身がどんぶりの上に盛られている。
 
値段も5,000円くらいの海鮮丼。
 
それが目玉だけれど、ここの店主はマイクがいらないくらい声がでかい~
これも名物らしい。
確かに粋のいいお魚さんたち...。
だけど、働きさんたちを大声で怒鳴り続ける...。
 
「おい、何してんだお茶が出てねえぞ~」
「ほら、お会計さんだよ、待たせるんじゃあねえ、失礼だ~」
「おいおい、ガリがねえぞ~」
「馬鹿やろ~」
「何度言ったらわかるんだ...」としゃべりっぱなし。
 
お客さんたちはいつも苦笑い。
こんな社会もある。
 
だけど、これは人前で働きさんたちを辱めるパワハラとまるで変わらない。
お馬鹿なcoucouさんは少しばかり仕事の話のついでに質問してみた。
「…お客さん前で、働きさんたちを怒鳴り続けるのはあまりいい気はしないし、お客さんたちだって苦笑いしている。それに子どもさんたちだっている...」
 
「coucouさんよ、奴らは気が利かねぇんだよ、何度も言い聞かせているのに頭が悪い。だから、俺は教育してるんだよ。それに商売は厳しい。お客様が最優先だ。店員はいつもお客さまの顔色を伺っているようじゃあないと一人前とは言えないし、他の寿司屋に言ったってこれじゃ使えなねえからな~」という。
 
そう、「教えている?」、だけど働きさんたちは奴隷じゃあないし、みんなの前で怒鳴られるたびに悲しそうな顔をしている。
 
店主は、お客さまの顔色は伺っていても働きさんたちの顔色を見ていない。
だけど、このお店はいつも大行列~
テレビに出るたびに満員御礼だ。
 
どちらにしろ、この店主は人の話など聞かない...。
 
頑固一徹...。
今時、珍しい~
 
だけど、働きさんたちの出入りが激しい。
そう、続かない。みんなやめていく~
 
 
そして、ある日、店主が相談にのってくれと連絡が来た。
そして、「coucouさん、誰か家で働く能力のある奴はいねぇかなあ~」という話だった。
 
さすがのcoucouさんは失礼を承知で笑ってしまった~
 
「○○さん、そんな人いないよ~能力のある人はここには来ない...」

「なんでよ...」
 
「お客さんは店主の掛け合いを面白いと思っているかもしれないけれど、働きさんたちは怒鳴られるたびに嫌な思いをしている。みんなよく我慢できたよね。それだけでも有能な働きさんたちだった気がする。だけど、それ以上の人っていないよね...」
 
「じゃあ、coucouさん俺のどこが悪いって言うんだい…」
さすがのお馬鹿なcoucouさんはのどまで出かかったけれど、静かに答えたんだ。
 
そう、いつもの自分不在の他人事トークさ~
 
「良く来るお客さんが言ってたよ~〇クザみたい、来るたびに怖くなってきた...。」って、話してたよ~」と、あくまでもcoucouさんがとは言わない..(笑)~
 
「….」
 
「ここはヤク〇の世界じゃあないよね。もう、時代が違う。ヤク〇は生きていけない時代なんだと思う...。あまりお客さんを怖がらせない方がいいと思う…」
 
「….」
 

彼は黙っていた...。


©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

この【お馬鹿なcoucouさんの生きるヒント142.】、〈感情論〉をはじめたんだけれど実際よりなかなか終わらない。
本当はもう少し早く終わる予定だったんだけれど、まだまだあと少し続いちゃう~

お許しくださいね。

でもね、感情って人によって温度差もあるし、みんな違うよね。
だからとても難しい。

だから、お馬鹿なcoucouさんの失敗や愚かな部分を反省しつつまとめていたら物凄い文量となってしまった。

だけど、仕事や生活、親兄弟姉妹、家族間、友だち間であっても人である限り「感情対感情」の世界で生きている。

だけど、いつも思うんだ。

みんな違って当たり前、みんな間違えて当たり前なんだよ。
よほどの問題でなければ許し合えばいいのだけれど、どうしても許せない、許さないという人たちが多い。

これだと、まともなコミュニケーションなんて無理だよね。

それに、許さない、許せない人たちって、そのことすら気が付かないんだもの。そのことって「誰でも間違いをする」「自分だって間違えている」場合があるってことを認めることができないんだね。

その理由は全部、人のせいにしているからなんだ。

人のせいばかりにしていると、自己不在、自分の本当の姿がわからなくなる。人が自分をどう見ているのかもわからないという不幸な結末が待ち構えているんだ。

日々、たくさんの人と出会う。
もう、誰とも会いたくない日もある、本当はね。

だって、疲れちゃうんだもの。
会うのなら、疲れない人と会いたいよね。

でもね、お仕事は我がまま言えない~
だから、我慢の子、だからいろんな、つまらない技を編み出した~(笑)
みんなにお役に立つとうれしいなあ~


本日も、ここまで読んでくれてありがとう~
あと少ししたら新シリーズ登場予定(笑)

では、みんな~
また、明日も会ってね~



文字数4,768文字

和訳】France Gall - La Rose Des Vents(1966) フランス・ギャル - 羅針盤


coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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