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345.人を大切にできない者、人の思いがわからない者、世の中は、そんな人ばかりだね。
1.現場の声がわからない人たち
最近は「資格ブーム」なの?
どこへいっても資格、資格と騒いでいるよね。
567不況や戦争もあるかもしれないけれど、
新しい職種を求めて資格ビジネスは花盛り。
病院はもちろん、行政、民間会社、商店会、ボランティア団体、就職、転職活動等さまざまな分野で資格を推奨している。
これは大不況のおかげなの?
coucouさんは学ぶ、勉強する姿勢は一切否定をしないよ。
でもね、自らが学ぶというのではなく、上司からの命令であったり、会社の方針であったり、仕方なく資格を取る人も多くなっている、でも、そんな強制ではなくて自らが必要として学ぶ方が大切だと思うのだけどね。
また、一部経営者などは資格さえ取っていれば安心だ、と安易に考え会社の方針として進めている所もあるね。
つまり、資格という形に安心し、神頼みのような資格取得となっているように思うんだ。(資格さえあれば、と)
確かに、強制的に上からの押し付けでしか、学ぶ場合が少ないかもしれないけれど、それだと、経営者の自己満足や安心のための資格でもあるようだね。
(資格を取れば儲かるとか、就職が決まるとか、いい仕事にありつけるなんて無理さ、現実はそんなに甘くない)
むしろ、今必要なのは経営者、教育者、専門家の資格教育であったり、
部下の学びより上の者の学びの方が最も必要と思う。
その上の者の学びとはほとんどが、
《現場の本当の声を知らない》
《気づかない》
《わからない》といった問題にあるのだからね。
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「カリブラコアの花言葉」は『あなたといると心が和む』『心が安らぐ』『自然な心』 。これって人と付き合い方の精神だよね。
2.現場の声を聞かない人たち
先日、coucouさんの顧問先でトラブルがあった。
それは、顧問先の会社と顧客の間で喧嘩になってしまった。
その顧客は収まらず、代表や上司にクレームをつけ、なかなか収まらない。そこで、最終的に代表と上司はその社員を解雇することにより、その場を収めた。
でも、それでも、その問題が解決はせず、他の担当の者もお客様との対応が悪いとトラブルが続くようになった。
そこでcoucouさんが相談を受け、ホスピタリティや接遇等の勉強会を開催してほしいとの依頼を受けたんだ。
でもね、問題はそれだけの問題ではない。
coucouさんは、トラブルを起こした社員や解雇された社員から直接お話しを聞くことにした。そして、実際に驚いたことは、お客様にも問題があったことだった。
しかし、ビジネスの世界は、たとえお客様に非があろうが、そこは雇われている者、看板を背負っている者は争ってはならないことは誰にでもわかる。
また、彼らの現場での不満の声も聞いた。
それを聞いてcoucouさんは、また驚いた。
それは、上司に代表もいくら相談しても、
《現場の声を聞いてもらえない》という不満だった。
日々活動していれば当然問題も起こりる。
それらの困った問題点に耳を貸してくれない上司だったのだという。
その問題点とは仕事上の改良点や修正点、
さらに動きやすくするための現場での提案なども含まれていた。
上司の方々も確かに、忙しすぎて細かな対応が出来ていないというのも事実かもしれないけれど、それらを取り入れてもらえないことにより、やる気や情熱をなくしてしまっていったのが、結果トラブルを起こした社員だった。
現場での不満を解決する方法は、
やはり聞いてあげること、
その社員の努力に対して、
ねぎらってあげること、
たまには褒めてあげること、
苦労を考え改善してあげること、その他、だよね。
会社や組織のすべては、この《現場の声》を吸い上げて受け入れてあげて、認めて上げることが社内全体の空気を変え、明るく働きやすい環境、仕事場作りが可能になるはずだもの。
同時にトラブルは、最小限度互いの思いやりによって防げる場合もある。
どうやら、この会社のトラブルの根っこは上司にあったようだ。
やはり、上に立つものは能力ではなく人間力であり、
厳しき、優しき人でなければ組織そのものが衰退し、
トラブルが多くなるのかもしれないね。
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サンパラソルの花言葉は、「かたい友情」、「かたい約束」です。でも、どうして、こんな花言葉になったのだろうね。調べて見たら、サンパラソルやマンデビラのつる性にあり、サンパラソルもマンデビラも反時計回りにつるが伸びる特徴がある。このつるは互いに絡み合って生長していく。そして、つる科なので周囲の植物にグルグルと巻き付いてしまうので、サンパラソルやマンデビラのつるの特徴が由来して、「かたい友情」、「かたい約束」とつけられたと考えられているという。いいね~
3.現場へ責任に押し付ける人たち
coucouさんの関係先の病院で事故が起きた…。
その事故とは、一命に至らなかったけれど、入院患者さんが窒息寸前となった。その患者さんは、かなりの高齢で肺炎となり呼吸器を付けてやっと命を繋いでいる女性だった。
自らの意志で、ちゃんと息ができないため呼吸器を付けているのだけれど、酸素を入れ続けているため、口の中は乾燥しカラカラとなり、舌が丸まり喉に詰まるという状態が続いていた。
担当看護師さんはその状況を常に観察し口の中を湿らせてあげたり、確認をするのだが、喉に舌がへばり付いたようにつまり命を落としてしまった…。
病院側は慌てて親族の人たちに連絡し事情説明に奔走した。
確かに高齢であり、意味危篤状態だったことと、親族の方々はそれに対して、あえてクレームはつけなかったが、とても悲しい事故であることには違いない。
そして、病院側はその当事者である看護師を解雇し、同僚のメンバーを勧告、看護部長を減俸にした。
でも、このようなトラブルは止まらなかった…。
coucouさんは、この解雇された看護師さんと会うことになった。
彼女は泣きながら、自分のことを責め続けた。
でも、当日勤務の責任はあるかもしれないが、問題はどうしてそのような事故が起こり、今なお、繰り返され続けているのか?という点にある。
彼女は、すべては自分の責任である、これ以上は何も言えない、という。
ただ、一言、
「coucouさん夜間の勤務の人たちにお話を聞いてみてください!」
「私らは何も言えません。あの老人のことは私の責任なのですから…」
と泣き続けていた。
そして、coucouさんは彼女の同僚や、夜間勤務の看護師さんの話を聞くことになった。(わからないことはすべて現場で知る、学ぶ)
すると、驚いたことに一病棟24人の入院患者に対して、夜間から朝までの看護師さんはわずか3人。
この病院は4病棟あり、1病棟あたり3人、少ないときは2名の時もある。
これでは、物理的に無理。
いくら看護師さんが不足しているからといって、24人を2人か3人で見るのはとても無理なこと。
これでは事故やトラブルが続いて当たり前。
彼女たちの話を聞くと、未明の時間になると、院内は騒がしくなるという。病室からの患者からのベルはなりっぱなし。
その煩さの中で患者さんたちは過ごす。
夜に眠れない分、患者たちは昼間はみんなウトウトしている。
看護師さんたちは院内を走りっぱなし…。
痛みで苦しむ者、大きな声を出す者、点滴の交換、トイレ、下の世話、すべて患者さんの必要とすることを行う。
でも、これでは大ブラック企業と言ってもおかしくないよね。
今回の事故は彼女の責任ではない、と思う。
目の前の事故やトラブルだけに目を向けて、その現場の責任を押し付けているが、実体はすべて病院側の上層部にあるのは明白だ。
彼女を辞めさせた、ほとんどの上司にも責任がある。
ある人はいう、
「病院なんてみんな同じだよ!ここだけじゃあない…」という。
coucouさんは上層部と医師に、
「現場の声を聞いてほしい!」
「現場にはすべての問題の答えがある!」と報告した。
でも、現実は内部の者がそのような話をしたら、本人たちが、恨みを買う恐れがある、という。
そこで、coucouさんは考えた。
現場の人たちからすべて匿名の投書箱を作り、その投書箱の中身をまとめ、毎月のレクチャー内容に切り替えた。
その投書箱には次々と意見が集まる。
手書き文字だと筆跡を知られたくないためか、
ほとんどパソコンの文章となった。
coucouさんは、この投書をする現場の人たちはみんなこの病院を愛している、必要としている人たちの、大切なメッセージとして預かることにした。
なぜなら、その中身は病院を良くしたいという願いばかりだからだ。
彼らには、ホスピタリティの講座なんていらない。
彼らの言葉が、上層部を良くするための学びの言葉なのだから。
こんなに素晴らしい、講座はあるだろうか…。
coucouさんは毎月、それを上層部に報告し続けている。
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※「アズローコンパクトの花言葉」アズローコンパクトは、ロベリアの一種で、品種改良によって初心者でも育てやすくなっているサントリーの園芸品種。 これはは「スカイブルー」ですが、他に白、紫、ピンク、濃いめのブルーなど、さまざまな色がある。花言葉はね、 「いつも愛らしい」なんだよ。
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coucouさんです。みなさん、ごきげんよう!
本日は、coucouさんの別の仕事のお話でした。
この話の後日談があるので聞いてほしい。
coucouさんは後日、
仕事を止めた彼女にその投書のプリントを製本して届けた。
彼女は、それを見ていて、また泣いた…。
彼女は10年近く院内のクラーク(医療事務維持管理)をしていて定年で辞めることとなり、看護師のお手伝いをするため介護福祉士の資格を取って働き続けていた。
彼女は、この病院が好きだったようだ。
そして、その年まで独身で、昼間は残された母の世話をして、夜間は看護師さんたちの手伝いとして活動していた苦労人だった。
実は、この女性はね、coucouさんの母の最後に介護してくれた人だったんだよ。
彼女は、coucouさんの母が息を引き取ったときも泣いてくれた…。
今、彼女は、病院側からの謝罪ととに、もとの病院に復帰した。
とうしても、責任を取るのは現場の下の者。
(本当は上も下もない)
何かあると、契約社員やアルバイトにまで責任を負わせる。
誰かに責任を負わせることで、そのトラブルを終結させたかのように終わらせる。でも、そんなに簡単に物事は変わらないよ。
現場には必ず上だという者がいる。
係長だの課長だの、部長だの専務だの社長または理事長、病院院長がいる。
トラブルや問題の責任のすべては現場の者ではなくて、その直属の上だと思う者のすべてに責任があるはずなんだ。
押し付けられる、犠牲者のほとんど下の者だと言われている。
とても、おかしいよね。
だから、永遠に繰り返す。
その上の者の体質が変わらない限りトラブルや事件は続くんだ。
人を大切にできない者、
人の思いがわからない者、
そんな者が、
組織の上にいることがおかしいのだけれど、
世の中は、そんな人ばかりだね。
でもね、
人を大切にできる者、
人の思いがわかる者、
それが素敵で、素晴らしい会社なんだよ!
今日も、最後まで読んでくれて
みんな~
ありがとう~
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