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【3分で解説】考えすぎない人の考え方 【心配事の9割は 現実化しません】
たかひろです。
本日は、こちらの本をご紹介します。(レビュー記事です)
↓最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方↓
この記事の内容
✅本書が気になっていて、ざっくりと内容を把握したい人向けの記事です。 (3分くらいで読めるように解説(レビュー)しています)
本書はこんな人におすすめです
✅ 将来に漠然とした不安を覚えている人。
✅仕事・転職やプライベートでも、あれこれ悩んでしまって一歩が踏み出せない人。
こういった人は、本書を読むことで「悩みすぎない体質」を獲得することができます。
本書の内容をご紹介
本書の内容を一言で表すと
✅安心してください、あなたのその悩み、不要です。
本書では、心配事の9割は実際に起こらない(発生しない)ということを紹介してくれています。
”ペンシルバニア大学のボルコヴェックらはこんな研究結果を発表しています。
それは、「心配事の79%は実際には起こらず、16%の出来事は事前に準備を起こしていれば対処可能ということです。
心配事が現実化する確率は5%ということですね。この5%の確立で起こることは、たとえば未曾有の天災など自分ではどうしようもないことになります。
ほとんどのことは、「適切に準備をしていれば、いざそうなっても大丈夫」なことなのです。”(本書より抜粋)
また、人間の悩みのほとんどは、「1年後には覚えていない」ことも紹介されています。
良くも悪くも、人間は「忘れっぽい」生き物ですよね。
どんなに悩んだことでも、その苦しみも忘れることができる場合が多い、ということです😊
そもそも、なぜ人は悩んでしまうのか
僕たち人間(ホモ・サピエンス)は、不安に突き動かされてきました。
旧石器時代は、消毒液や絆創膏もなかったわけですから、ちょっとした怪我でも死ぬかもしれない。
そういった不安と戦ってきたのです。
現代では、命の危機を感じる(直ちに死に陥るような)場面はだいぶ少なくなっていますが、
仕事でうまく行かない
人間関係に悩んでいる
将来のことを考えると、お金の不安がある
こんな感じで、新しい悩みが沸き起こってくるのです。
(そもそも人間は、「明るい話題」よりも「ネガティブな話題」に反応してしまう事が分かっています。これを、ネガティブ・バイアスといいます)
悩みすぎないようにするために、どうしたらよいか
本書で紹介されているテクニックを少しご紹介します。
① 不安な感情を「書き出す」
不安なを紙に書きだすことで、冷静になることができます。
これは、一見、精神論のように見えますが、実際に科学的な実験結果が出ています。
願い事や、悩みごとは紙に書くことで、「大脳新皮質(感情よりも、思考を働かせる脳)」が働き、冷静さを取り戻すことができるのです。
② フェイスブックをやめる
フェイスブックのアカウントを持つ被験者1000人以上を集めて、
フェイスブックを使い続けるグループ
フェイスブックを1週間やめるグループ
この2つに分けました。
1週間後にアンケートを取ったところ、フェイスブックを使用しなかったグループ2の方が、生活・人生の満足度が高くなっていたことが分かりました。
人間は、社会的な生き物なので、他者と比較してしまうものです。
そのため、他者の楽しそうな写真をみて羨ましく思ったり、逆にネガティブな情報をみて気分が下がったりしてしまうのです。
その他にも、本書では考えすぎない・悩み過ぎないためのテクニックが紹介されています。
最後に
本日は、最先端研究で導き出された「考えすぎない」人の考え方をご紹介しました。
本書は、人間の脳の特徴や脳がもつ癖(クセ)を科学的に観察して、そこから導き出される「悩みすぎない・考えすぎない」テクニックをご紹介しています。
大きな悩みごと・小さな悩みごと、いろんな悩みごととうまく向き合いたい方はぜひご一読ください。