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荒木絵里香さんから学ぶ、キャプテンの経験値がチームに及ぼす影響とは
荒木絵里香さんは2012年のロンドンオリンピック、東京オリンピックでバレーボール女子のキャプテンとして活躍しました。
ロンドンオリンピックでは銅メダルを獲得。
チームのキャプテンとしてどの様なことがあったか気になり調べてみました。
2009年に荒木さんは世界最高峰のイタリアのリーグに挑戦した時の話です。
「新鮮というか、初めて知ること、刺激が多かったですね。
選手の彼氏が普通に練習を見ているし、試合終わったらみんなハグしてキスしているんです。でも、それが日常なんですね。
座って見ているんですよ。そういうのが日常で。そこまでオープンにできるのって、衝撃じゃないですか。
バレーボール選手の自分と、自分の人生も豊かに過ごすっていう生き方・考え方、それぞれがどう豊かに自分の人生を生きていくかを考えてやっているところに衝撃を受けました。
モデルをやりながら選手をやったり、大学生をやりながら選手をやっていたり、もちろん結婚している選手もいましたし、いろんな選手が本当に集まってやっている。それで、なおかつ強くて。
監督に対しても、対等に「こう思うけど」みたいなことを言う。
それで、「こういうふうにやってもいいんだな、こういう考え方もあるんだな」っていう思考がすごく広がっていったかなと思います。
自分が日本でバレーボールをしているときは、バレーボール選手の自分だけしか考えていない、他にどういうことを学びたいのかとか、どういうライフイベントを考えているのかっていうことを、全然イメージできなかったし、イメージしている人も周りにいなかったなというのは思います。」
NHK NEWS WEB参照
キャプテンは言わばチームの心の支柱の様なものかなと思います。言葉、行動、表情などはチームに影響するものです。
なのでキャプテンは様々な経験が豊富でどんなことが起きても柔軟に対応できる。そんな人がいいのではないでしょうか。
荒木選手もイタリアでの経験で上記にもあるように
監督に対しても、対等に「こう思うけど」みたいなことを言う。
それで、「こういうふうにやってもいいんだな、こういう考え方もあるんだな」っていう思考がすごく広がっていったかなと思います。
とおっしゃっています。
私が監督なら日本代表でもその経験を活かして欲しいと思います。
監督と選手とが意見交換、やりとりをして良いんだぞというのをキャプテンが率先してやることでチームメイトたちも立場、年齢関係なく意見を言いやすい環境になったのかなと感じました。
そして、彼女は結婚、出産をしてもなお現役としてバレーボールを続けました。
妊娠、出産をしたら引退というジンクスを覆したのもイタリアで経験したことが大きかったのではないでしょうか。
大友愛さんもそうですけど、結婚、出産したって日本代表として活躍出来るんだということをこれからの世代の選手たちに示したのです。