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わたしの心に響いた言葉たち#34 貧しい人たちは安物を…
貧しい人たちは安物を買う余裕はない、と誰かが言っていたね。
コストコに行って氷を入れた途端に壊れてしまうようなミキサーを買うより、一生使える本当に上等なミキサーを買えるまでお金を貯めるんだ。
イヴォン・シュイナード
この言葉はMarketplaceという番組にて放送された対談の時の会話のひとつです
イヴォン・シュイナードさんはパタゴニアの設立者
バーバンクの両親宅の裏庭でクライミング用品の製造を始め、ハーケンの種類やサイズを増やした。
クライミング人気が高い当時、人気ルートはクライマーが集中して岩が無惨な姿になったのを目の当たりにし、岩を傷つける道具の製造から手を引くことを決意、岩を傷つけないクリーンクライミングを提案した
1973年 - パタゴニアを設立
Wikipedia参照
環境のことを考えたハーケンやウェアなどを作っているんですよね
私もパタゴニアのジャケットやフリースを持っていますが
とても温かく、丈夫で長年重宝しています
日本にも昔から安物買いの銭失いという言葉がありますが
お金がないからこそ品質の良いものを買うんだというのは確かにそうだよなと共感しました
メイドインジャパンは世界から見ても良い商品で日本のメーカーのものは安くても良いものは多いのが特徴ですが
最近の洋服は値段が安いせいか、いまの若い人たちは物をすぐ捨てて新しい物を買うよねとご高齢の患者さんからよく言われることがあります
戦時中、戦後を体験している方はとにかく物がないので、一つのものを長年大事に使っています
洋服に穴が開いたら繕って
ボロボロで使えなくなったら雑巾へ
セーターもサイズが変われば一度糸状に戻し、新たな毛糸と組み合わせてセーターを編みなおすのです
うまくリサイクルをして最後まで無駄にすることなく使い切っているなと思いました
今回の言葉のように品質の良い品を長く使っていくことはゴミを減らすことへもつながるし
良いもの、気に入った物をせっかく買ったのなら、長く使えるよう大事に使っていきたいものです
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