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伝統芸能 記事まとめ

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伝統芸能について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#伝統芸能」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#能楽師

能楽、海を越える⑨-2【辰巳和磨 先生】観光編

前回の投稿では、辰巳和磨先生に カナダ、バンクーバーでの ディズニープラス『SHOGUN 将軍』の撮影秘話についてお話いただきました。 こちらの【観光編】の記事では 今までの海外公演の感想や、おすすめのお酒などをお伺いしています♪ ✈️今までの海外公演について 初めての海外公演は韓国🇰🇷でした。 私が藝大4年生のときで、同年代の木谷哲也と、藝大3年生だった朝倉大輔、藤井秋雅、武田伊左、そして観世流の学生と一緒に行きました。 普通、学生だけで海外公演するのはありえない話

能楽、海を越える⑨-1【辰巳和磨 先生】『SHOGUN 将軍』撮影秘話

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 第9回目は 辰巳和磨(たつみ かずま)先生です。 ディズニープラス『SHOGUN 将軍』第6話の能のシーンにご出演されました。 今回のインタビューでは カナダ、バンクーバーでの『SHOGUN 将軍』の撮影秘話を掲載しています✨ ※『SHOGUN 将軍』はディズニープラスで独占配信中。全10話。 ──『SHO

金春流能楽師 山井綱雄さんに魔女トレ

能楽師の方にお話をうかがいながらじっくりとセッションをさせていただく機会は魔女トレ初。 セッションを開始し、身体の繋がりを見るために立ちしゃがみ(蹲踞)お願いしてみたところ、さらっと動かれたその動作のあまりの美しさ・見事さに、私は腰が抜けてしまいました。 山井さんの動作は、一般的な今からやるぞ、という動作の切れ目なく、力むことなく、もはやそこに突然浮かび上がった現象といえるものでした。 意識の有無に関わらず、稽古を重ねてきた身体が自動操縦で精密さと緻密さが「美」となって

能楽、海を越える⑧-1【川瀬隆士 先生】公演編

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第8回目は 川瀬隆士(かわせ たかし)先生。 学生時代から経験してきた海外公演について お話を伺いました。 ──最初に参加した海外公演はどこの国でしたか? 大学生のときに連れて行っていただいた、オースト

能楽、海を越える⑧-2【川瀬隆士 先生】観光編

前回の投稿では、川瀬隆士先生に オーストラリアやイタリアなど、様々な海外公演についてお話いただきました。 こちらの【観光編】の記事では 公演以外の時間はどのように過ごしていたか、 思い出を伺ってみました。 🍨食べもの 海外公演のとき、私は笛方の小野寺竜一さんについて行くことが非常に多いのですが、小野寺さんって、ものすごくグルメなんですよ。グルメな上に、 絵画や美術品、さらには教会やモスクなどへの造詣もあって、この国に行ったらここに行きたい!っていうのを明確に持ってる人で

能楽、海を越える⑥-3【武田伊左 先生】観光編🇵🇱ポーランドの観光名所

こちらの【観光編】の記事では、 ポーランド公演を経験された 武田伊左先生にポーランドの観光名所について お話を伺いました! 🇵🇱ワルシャワの観光名所 ワルシャワで印象的だったのは歴史地区の風景です。 ワルシャワ歴史地区は、ポーランドの首都ワルシャワの旧市街です。第二次世界大戦後に17~18世紀の街並みを忠実に復元したもので、1980年に世界遺産に登録されました。 ワルシャワの建設は13世紀に遡り、1596年にクラクフから首都が遷されるや発展を遂げ、その繁栄ぶりは「北のパ

能楽、海を越える⑥-2【武田伊左 先生】観光編🇵🇱ポーランドの食べ物

前回の投稿では武田伊左先生に ポーランド公演についてお話いただきました。 こちらの【観光編】の記事では、 伊左先生にポーランドの食べ物について お話を伺いました! 私自身は2023年のワルシャワ能楽公演で初めてポーランドに行ったので、恥ずかしながらそれまでポーランドの料理やレストランのことをよく知りせんでした。昨年は鹿島建設様が航空券やお宿の手配から、食事の手配までしてくださったので、毎晩とても楽しく美味しいお食事をいただき色々と教えていただきました。 🇵🇱様々なスープ

能楽、海を越える⑦-2【宝生和英 先生】観光編🇦🇪UAE

前回の投稿では宝生和英先生に UAE公演についてお話いただきました。 こちらの記事では、【観光編】として 宝生和英先生のUAEおすすめ情報をご紹介します! 🇦🇪ルーブルアブダビ (アブダビ) ドバイとアブダビってかなり遊び方が違うんですけども、私はアブダビが大好きなので、アブダビ中心で行くと、まずルーブル美術館は最高ですね。海に囲まれている美術館です。見た目も綺麗だし、ちょっとマイナーな民族美術がたくさん見れます。 ユニバーサルスタイルって言われる、1個のものを紹介する

能楽、海を越える⑦-1【宝生和英 先生】公演編🇦🇪UAE

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第7回目は シテ方宝生流第二十代宗家、 宝生和英(ほうしょう かずふさ)先生です。 UAE(アラブ首長国連邦)での公演についてお話いただきました。 ──UAEではいつから公演を始めましたか。 まず、20

能楽、海を越える⑥-1【武田伊左 先生】公演編🇵🇱ポーランド

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第6回目は 前回に引き続き武田伊左(たけだ いさ)先生にお話を伺いました。 ポーランドでの公演についてご紹介いたします🇵🇱 ──ポーランドではいつ公演されましたか。 2022年の秋あたりからポーランドで

能楽、海を越える⑤-1【武田伊左 先生】公演編🇩🇰デンマーク🇸🇪スウェーデン

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第5回目は 武田伊左(たけだ いさ)先生です。 デンマークやスウェーデンでの公演についてお話を伺いました。🇩🇰🇸🇪 ──デンマークとスウェーデンでの公演を定期的にされているとのことですが、公演することに

宝生流、アゼルバイジャンへ Vol.2  「近未来的なヘイダル・アリエフ・センターに能舞台を作る」 The Hosho School of Noh Theater in Azerbaijan Vol.2 “Setting the Stage at the Heydar Aliev Center”

鉄骨とガラスでできた3本の高層ビルからなりアゼルバイジャンの象徴である炎を表すフレイムタワーは、世界遺産にもなっているバクーの旧市街とは対照的です。旧市街は石造りの建物と石畳の道が古代の様を彷彿とさせますが、フレイムタワーは石油と天然ガスによる今のアゼルバイジャンの豊かさを象徴しています。ヘイダル・アリエフ・センターが位置しているのは、その2つを介するような場所。その神秘的な佇まいは、能に通じるところがあるようにも思われます。 The city's triple Flame

能楽、海を越える④-1【宝生和英 先生】公演編🇮🇹イタリア、ミラノ

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第4回目は シテ方宝生流第二十代宗家、 宝生和英(ほうしょう かずふさ)先生です。 ミラノでの公演についてお話いただきました。 ──ミラノ公演はいつ開催されましたか。 今年の2月5日にミラノのTeatr

能楽、海を越える③-2【朝倉大輔 先生】観光編

前回の投稿では朝倉大輔先生に 韓国と香港での公演についてお話いただきました。 こちらの記事では、【観光編】として 大輔先生の香港での裏話をご紹介します。 🇭🇰香港の印象 香港に行くと経済成長のスピードを感じました。市街に出れば建設ラッシュで、日本では考えられないような竹の足場を使っていたり。ビジネスで来ている海外の方も多かったですね。 あと、香港の印象としてはコインランドリーがすごく充実している場所だなと思いました。香港は部屋が狭くて洗濯機が各家庭にないようで、僕らも全員