見出し画像

【神田カレースタンプラリー(0)】カレーに救われる派遣社員のランチ記録2024

私は2024年の夏から神田で働き始めた派遣社員。
舐めたことに週3で働いている。
だって求人に「週3からOK」って書いてあったんだもん。
面接でも一応確認したけど、全然OKな感じだった。さすがホワイト企業は違うな、と思った。

しかしいざ就業を開始したら、週3で働いてるのなんて私だけだった。
ものすごい肩身の狭さ。

ランチタイム、社内の皆さんが休憩されているスペースにお邪魔するのは気が引ける。自分のデスクも落ち着かないので、外で食べる一択。

そんなある日、駅でみつけた『神田カレー街公式ガイドブック2024という冊子。
神様からの啓示だった。
私が神田で働くことになったのは、たくさんのカレーに出会うためだったのだ。

神田カレー街食べ歩きスタンプラリー

『神田カレー街公式ガイドブック2024』を開くと、その大部分は「神田カレー街食べ歩きスタンプラリー」に関する内容が占めていた。

スタンプラリーの対象店舗は総数149店舗。(+スタンプポイント10箇所。)
神田周辺のカレー提供店の多さに驚く。
対象店舗の紹介ページは眺めているだけで心躍る。行ってみたいお店ばかり。
これは片っ端から行くしかない!

Web版はこちら↓
神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2024

スタンプラリーのルールは簡単で、お店に行き、カレーを注文するだけ。
店舗ごとにスタンプがもらえる。(同じ店に何度も行っても、スタンプは1個しかもらえない。)

スタンプは紙かスマホで集めることができる。
紙の場合、用紙を自分で印刷する手間があるため、公式はスマホ版を推奨している。
(スマホ版スタンプは、店舗に設置されたQRコードを読み取って集めることができる。)

集めたスタンプの数によって称号が与えられ、お店によっては何らかのサービスが受けられるらしい。

©️神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2024

早速Web版のスタンプサイトに登録し、すぐ開けるようにホームにアイコンを保存。

「神」

カレースタンプラリーに挑むと決意してから、私の行動は一変した。

通勤時間や家でガイドブックを開き、職場から歩いて行ける店舗を探す。
昼休憩の時間になった瞬間、誰よりも早くオフィスを飛び出し、今日の店に向かう。
注文はもう決めてある。

「私には使命がある」
みたいな行動を取るようになった。

149の店でカレーを食べ、スタンプをもらう。
これは神田版お遍路巡りと言っても過言ではない。
昼休みにできる修行なのだ。

不思議なことに、スタンプが集まっていくにつれて、職場での居心地の悪さはあまり感じなくなっていった。

カレースタンプラリーと共にあった日々を記しておきたい

今の会社で働き始めて3ヶ月。スタンプラリー第一で生活するようになって、約2ヶ月。
職場の人たちにもカミングアウトし、時々一緒にカレーを食べる同僚もでき、楽しく過ごしている。

週3しか勤務していないので、スタンプは少しずつしか集まらない。
スタンプラリーの期間は12/20までなので、期間中に全店舗を回ることはもちろん不可能。

自分が何を終わりに設定するかはまだわからないが、終わりがある挑戦であることは確かだ。

そう思うと、一食一食がとても尊く、たくさんの気づきに満ちていることを発見する。

カレーを食べながら、煩悩と向き合う。
食べ終えてスタンプをもらい、どこかスッキリした気持ちでオフィスに戻る。
そんな、カレースタンプラリーに救われている日々のことを記しておきたいと思った。

幸い、最初の一皿から全部料理の写真は撮ってある。
それを見ると、「あぁこのカレーはこうだったな」と、今ならまだギリ思い出せる。
(すでに怪しいのもある。)

せっかく週3勤務で余裕を持って働いているので、遡ってnoteを書いてみることにした。
再訪したいお店もあるし、まずは自分の備忘録として。
また願わくば、どなたかにとってのランチのお店選びの参考や、昼休みの暇潰しの読み物になり得たら光栄である。

次の記事▶️
本当のきっかけと梢の由来について

いいなと思ったら応援しよう!