【神田カレースタンプラリー(24)】MAJI CURRY 神田神保町本店
2024年10月下旬
前回「SADEC TOKYO」に行った帰りに思い立ってnoteでランチ記録を書いていくことにした私は、深夜までスマホに文章を打ち込んでいた。
遡って最初から書くことにしたものの、約3ヶ月前のことを思い出すのは簡単ではないと気づく。
美味しかったことは思い出せても、なぜ美味しかったのか、どんな味で美味しかったのか、その詳細まではなかなか覚えていない。(そもそも味を言葉にする力は無いに等しい。)
Googleマップの口コミやメニューを見ながら少しずつ記憶と語彙を補完していく。
書いているうちに突然何かを思い出すこともあるが、偽の記憶を捏造しているだけだったらどうしよう。
読む方には、一般的な飲食店レビューとしてではなく、少し創作のような、ただの日記のような、暇つぶしの読み物として読んでいただくしかない。
朝起きると目の下にしっかりめのクマができていた。
ものすごく眠いが、私の今日の仕事は10時までに自身の体を職場に運ぶことと、18時半まで職場にいることの二つだけなので、寝不足でも問題はない。
通勤の電車の中でもnoteを書いていたが、途中で座ったら寝てしまった。
今日はあいにくの雨。人気店チャレンジ日和だ。
ランチは「MAJI CURRY 神田神保町本店」に行くことにした。
以前近くのお店に来た時、本当はこちらも候補だったが満席で諦めた経緯がある。
今日は1人だし、雨だし、入れると期待して行ってみる。
お店に着くと、期待通りの気配。
入り口のガラスを覗くと、カウンターに空きがありそうだ。
店の外の券売機で、ハンバーグにチーズがかかったビジュアル抜群の「グランプリカレー」の食券を購入し、入店。
入ってみて初めて分かったのだが、「MAJI CURRY 神田神保町本店」はたった10席の小さなお店だった。
2人掛けのテーブル×2、カウンター6席。
完全にイメージだが、勝手にもっと広いお店だと思っていたので驚いた。
カウンターの端の席に通される。
待つことほんの数分。
「グランプリカレー」が運ばれてきた。
出てきた時、ハンバーグにチーズはかかっていなかったので、私は不安に駆られた。
チーズはトッピングか何かで、別で注文する必要があったのかもしれない…そう反省しかけた次の瞬間、熱々のチーズが小さな片手鍋に入って運ばれてきて安堵した。
自分でカレーにかけて完成する楽しい演出だった。
ハンバーグ部分を中心に、一気にかける！
チーズ好きにはたまらない。
チーズがかかったハンバーグとカレー、ごはんを一緒に食べてみる。
マジ美味しい。
ハンバーグは挽肉の粒感が感じられて、噛むとぷちっと肉汁が弾ける。おいしいやつ。
このクオリティのハンバーグに、これでもかという量のチーズをかけて1280円は相当コスパが良い気がしてきた。
ついハンバーグとチーズを真っ先に絶賛してしまったが、なんといってもカレーの美味しさがこの一皿のクオリティを支えている。
スパイシーかつしっかり煮込んだコクがあり、ちょっとジャンキーな感じがクセになるカレー。
もちろんチーズとの相性は最高。
卓上に置いてあるスパイスをかけるとさらに風味が増してより一層楽しくいただけた。
オフィシャルサイトを見てみると、「MAJI CURRY」は2018年と2022年にこのカレーで神田カレーグランプリ優勝(脅威のV2)を果たしているらしい。すごい。
店舗は現在日本に本店の他にもう1店舗、タイに2店舗、シンガポールとカナダにそれぞれ1店舗と、華々しいご活躍。
海外でも多くの人を虜にしているマジで立派なカレー屋さんだった。
また、神田神保町本店では日曜日を「マジ “SPICE CURRY DAY”」と定め、通常メニューではなく実験的なスパイスカレーを提供しているらしい。
こちらも非常に気になるので、是非並んで食べてみたい。
平日も行列ができるほどの人気店だが、雨の日は狙い目だということが分かって大収穫。
こうしてnoteに記録してみると、また行きたいと思うお店ばかりだ。
もしこれを書かなかったら、また行きたいと思っていたこともそのうち忘れてしまっていたかもしれない。
私に書くことを勧めてくれた先輩派遣の東さんにマジ感謝である。
この日ランチしたお店
MAJI CURRY 神田神保町本店
🍛神田カレーグランプリ MAJI CURRY 神田神保町本店
【いただいたメニュー】
グランプリカレー 1280円