見出し画像

【神田カレースタンプラリー(38)】スパイシービストロ タップロボーン 神保町店

⏮️最初から読む
◀️前回のお話

2024年11月末

もう11月が終わってしまう。
クリスマスツリーが現れた時は早すぎだろ!と突っ込んだのに、11月も末になると満更でもなくなってきた。
相変わらず暇に働いていたら、「ベテラン派遣さんが12月半ばで契約満了」というニュースが飛び込んできた。
その人が受け持っていた大量の仕事が、私にもいくつか振り分けられるらしい。
多分忙しくなる。

派遣ってほんと変だなと改めて思う。
どんなに貢献していても、頼りにされていても、技術やノウハウを持っていても、3年でさよなら。
先輩、私も近々後を追います。

暇なうちにカレースタンプラリーをエンジョイしなくては。
あと4個でマイスター。
今日は「スパイシービストロ タップロボーン 神保町店」を目指す。

神田カレーグランプリの冊子を初めて手に取ってパラパラとめくった時に、写真を見て真っ先に行きたいと思ったお店がこちらだった。
ただ職場から少し離れていて、往復の移動だけで30分くらいかかってしまう。
それで自ずと後回しになってしまっていた。
しかし、限られた昼休みに30店舗以上を訪れて経験を積んだ今、「行ける」という確信が生まれていた。

16度、快晴、絶好のカレー日和。
太陽の光が降り注ぎ、体感温度はもう少し高いように感じる。上着は置いてきた。
昼休みになった瞬間職場を飛び出し、大股で靖国通りまで出ると、人の波をかき分けながら進む。
信号が惜しいところで赤になり、焦る。
大通りから一本入ると急に歩きやすくなった。スピードを上げる。

見えた。神田カレーグランプリののぼり旗!

この旗の写真初めて載せるかも。いつもこれに助けられている。

入店。まずまずのタイムだ。
行列ができていたら危なかったが、運良く待ちなし。
2人横並びで通路を向いて座るちょっと変わった2人席に案内された。
メニューを開くと憧れの世界が広がっている。
バナナの葉に盛り付けられたスリランカ風お弁当の「ランプライス」も気になったが、今日はスリランカの家庭の味「ライス&カレー ワンプレート」に決めた。

そう、「スパイシービストロ タップロボーン」はスリランカ料理店
ここ神保町店の他に、南青山と門前仲町にも支店がある人気店だ。
スリランカは南インドに隣接した国であることから、南インド料理との共通点も多いらしい。
期待大。

注文から1分も経たずに「すぐ出るセット」が運ばれてきた。

タップロボーンのすぐ出るセット。スープはポン酢で食べるお鍋みたいな、ちょっと和風感ある面白い味。

青いグラスに注がれたお水と、ネギのスープ

写真を撮っていたらすぐにワンプレートも到着。早い!たすかる!

ライス&カレー ワンプレート

大迫力のスケール感。
これぞスリランカ。光り輝く島、インド洋の真珠。

メニューに書かれている解説と照らし合わせながら、ライスの周りに盛り付けられた色とりどりの要素を一つずつ味わっていく。

右側の黄色いカレーは一口食べた瞬間ココナッツの甘みを感じる。
レンズ豆とココナッツミルクのカレー

手前のピンクの鮭フレークみたいなものは、鮭じゃない!シャキシャキ。
ポルサンボール スリランカ定番!ココナッツとチリのふりかけ」と書いてある。
シャキシャキした食感はココナッツファインだったのか。そこに唐辛子の辛み。
ココナッツファインをスイーツ以外で食べることが日本ではほぼ無い気がする。新鮮だ。

左の茶色いカレーはチキンカレー
柔らかいチキンの塊がごろごろ入っている。
ココナッツのカレーと対になるようなキリッとした味わい。

上の緑色のおかずは「本日のコラサンボール(青菜のココナッツ和え)」と書いてある。
食べて感激。青菜ってココナッツ味にしていいんだ。甘くて美味しい。
胡麻和えや白和えはよくあるが、ココナッツ和えは初めて。
ココナッツ和え、青菜界で天下取れるポテンシャルある。

コラサンボールの隣は「本日のテルダーラ(炒めもの)」。
玉ねぎとガーリックの炒め物のようだ。ややスパイシーかつしっかり塩味で、お酒のつまみにもなりそう。

バスマティライスの上に乗っているのは「パパダム(スリランカ式大豆せんべい)」と書いてある。
南インドのミールスに乗っているパパドに似ているが、形状が違う。
厚みも、パパドと比べて厚みがある感じがするが、やはり南インドとスリランカには似たところがあるのかもしれない。
ミールスの時のように小さく割ってトッピングした。

それぞれを味わった後は、少しずつ混ぜながら食べていく。
一口ごとに違った美味しさがある。
ライスは何グラムぐらいあったのだろう、満腹。
(途中諦めそうになったがおいしいので意地でも完食。)

来て良かった。
1時間しかない昼休みのうち30分も全力で移動に費やして休憩と言えるのか、と思う方にはぜひ教えたい。
新しい発見には、疲れを吹き飛ばす力があるのだ。

20分で食べ終えて、スタンプをもらい店を出る。
間に合う。
来る時よりも上手に人を避けながら、オフィスに戻った。

マイスターまで、あと3個!

この日ランチしたお店

スパイシービストロ タップロボーン 神保町店

📍Google Map

🍛神田カレーグランプリ スパイシービストロタップロボーン神保町店

【いただいたメニュー】
ライス&カレー ワンプレート 1300円

次のお話▶️

いいなと思ったら応援しよう!