きたがわたまき

バイクとネコと旅を愛するオンナ。現在は愛車セローと2匹のアメショーとともに暮らしています。 紙の本愛好家でも最近Kindleを買ってしまった。ひろのぶと株式会社の株主です。

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    日々感じたことを感じたまま綴っています。いわゆる「その他」カテゴリーかも(笑)

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    自分で感じた映画やドラマの感想を綴っています。 ネタバレもあったりなかったり。閲覧はご注意ください(笑)

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感想◆小説『白鳥とコウモリ』読みました

『白鳥とコウモリ』(写真はカラス) 東野圭吾作品は苦手だった。 いつぞやのnoteで書いていたような気がする。 理由は明白で、映像化された作品が私の好みに合わなかったから。 それでも電車内の中吊り広告で知った『容疑者Xの献身』はとても好きな作品だったが、なんとなく東野作品には手が伸びない日が長いこと続いた。 それを一気に打ち破った作品が、『クスノキの番人』だった。 かなり最近の作品なのだけど。人殺しの作品ではない。 (これもnoteに書いた気がするんだけど、見つけられなかっ

    • とりあえず書いてみてスッキリしたいので書いた

      ずっと体調が良くない。 原因はわかっている、 なんてことはない。更年期障害なのだ。 全く、なんでこんなことが起こるんだ! 今まで一生懸命人生頑張ってきたんだから、これからはたくさんいいことがあってもいいではないか。一番いいことは体が自由に動くことなのだ。 そりゃあ半世紀以上も使ってきたものなんだから、あちこちがガタついてくるのはわかる。理屈としては。でも、さ。悔しい。 ホルモンの関係で急に暑くなって汗だくになったかと思うと、 急に落ち込み、悲しくなってくる。何にもしたくない。

      • 最近読んだ「白鳥とコウモリ」 これぞ東野圭吾!と膝を打った(つもり)作品だった。 名作「容疑者Xの献身」の毛色だと思うけど、いや〜よかった。 なので、近いうちにレビュー書きます。読んでね

        • 映画「スマホを落としただけなのに最終章」を観た

          「スマホを落としただけなのに(2018)」 「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020)」 に続く三作目の本作品。 あくまで私の感想ということですので、あしからず、と最初に言っておきます。 前の二作品が、もう(悪い意味で)凄かったので、今回は ”二度あることは三度ある”のか”三度目の正直”なのか を検証するために封切り直後に鑑賞してきました。 もうストーリーが薄っぺらすぎて、観ていてキツかった。 予告でも出てくる犯人のセリフ 「麻美さん、ボクあなたを剥製にし

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          映画「TRAP」を観た

          10月25日金曜日、公開ホヤホヤの「TRAP」を観てきました。 「TRAP」ってこんな映画↓ 楽しみにしている方々、ごめんなさい。 でもこれはあくまで私の感想です。映画なんていうのは、ラーメンと同じで人それぞれ好みがあります。気にせず観に行ってください。 さて、この映画はネタバレ、なんていうものはないように思われます。 予告映像でも公式HPでもわかるように、連続殺人犯を捕まえるために「TRAP<罠>」を仕掛けて捉えようとする話なので、 <実は父親こそが連続殺人犯だったのだ

          映画「TRAP」を観た

          映画「カラオケ行こ!」を観て、部活動のあるべき姿を見た

          ヤクザの親分の誕生会で、上手くカラオケを歌わなくてならない若頭の狂児(きょうじ)は、初めて会った聡実に「カラオケ行こ」と誘う。 という始まりなんだけど、もう少し細かく説明すると、 雨の中、狂児は偶然合唱コンクールの会場の前を通りかかる。合唱部の部長・聡実は、忘れ物を取りコンクール会場に戻る。 コンクールが終わって誰もいなくなった薄暗い公民館の階段で、狂児は聡実を見つけ、冒頭のセリフ「カラオケ行こ」と誘うのだった。 舞台で歌っている場面を狂児が観ているシーンはなかったんだけ

          映画「カラオケ行こ!」を観て、部活動のあるべき姿を見た

          映画『マチネの終わりに』を観た素直な感想

          小説『マチネの終わりに』公式サイト この小説についての感想(ネタバレしてます) この映画って、 「『マチネの終わりに』読んだんだけど、すごくよかったから映画にしよう。でも上映時間は2時間くらいだから、ここはこうしてああして。よしこれだ!」 みたいな感じで制作されてしまったのか。 公開が2019年なので数年前の作品。映画はどれも賛否両論あるが、この作品もご多分に漏れず賛否両論だった。その中で、主演の石田ゆり子が役に合っていない、というものが散見されたが、私はそうは思わなか

          映画『マチネの終わりに』を観た素直な感想

          小説【マチネの終わりに】を読んで何かわからないが嗚咽してしまった

          マチネの終わりに  平野啓一郎氏の「ある男」と「本心」を読んでいたので、恋愛小説はあまり好みでないが、読んでみたいと思っていた一冊。 これは私の感想なので、これが正しいというわけではなく、あくまでも主観的感想だということを断っておく。 これは天才ギタリストと国際ジャーナリスト、二人の大人の物語である。 実在するモデルもいるらしく、著者も関わりがあるらしいが、その関わりは描かずに、名前も変えているらしい。ではそのモデルは一体誰なのか、ということはさまざまなサイトで話題になっ

          小説【マチネの終わりに】を読んで何かわからないが嗚咽してしまった

          落語は大衆芸能ではあるけれど古臭いわけではない。古臭いのは決め付けだ

          ということを教えてくれる「21世紀落語史 すべては志ん朝の死から始まった」広瀬和生著(光文社新書)を読んだ。 落語っていうのは平安時代からあるらしい。それが庶民の娯楽になったのは江戸時代。江戸っ子たちに人気のいわゆる大衆芸能。大衆芸能っていえば漫才だってコントだって同じなんだけど、落語っていうと何かこう古くて、お年寄りの娯楽っぽく感じてしまう。着物を着て正座して、くまつぁん、はっつぁんなどと江戸っ子話をしていればそうも思えてくるし、実際高齢者に人気のある娯楽であることに間違

          落語は大衆芸能ではあるけれど古臭いわけではない。古臭いのは決め付けだ

          小説【ある閉ざされた雪の山荘で】を読んで考えさせられたこと◆ネタバレ多し◆

          こんな結論を書いているけれど、これは決して小説についてではないことを最初に断っておく。 この作品は東野圭吾氏が世に知られる前、1999年「白夜行」が発表される3年前のものである。 今年の1月に映画化になっているので、てっきり最近の話かと思い、どれどれと購入したが、実に28年も前の作品だった。 コナンかよ。 少年探偵団(コナン、光彦、あゆみちゃん、元太)と阿笠博士と蘭と園子が脳内再生。私は小説を読むときに自分で勝手にキャスティングをして楽しむんだけど、高山みなみがノイズにな

          小説【ある閉ざされた雪の山荘で】を読んで考えさせられたこと◆ネタバレ多し◆

          東京ユナイテッド(バスケ)観戦をしてファンになるということについて考えてみた

          元も子もねーだろ、その結論。 って思うだろうが、しょうがない。そう思っちまったんだもの。 前回、車いすバスケットボールの試合を観戦して、ものすごーく感動したので、ならば!ということで、江東区民無料招待を利用して、東京ユナイテッドバスケットボールチーム(TUBC)の試合を観戦してきた。 結果 63−96で、さいたまブロンコスの勝利。 東京ユナイテッドバスケットボールチームの敗北ともいう 東京ユナテッド 車いすバスケットボール観戦記はこちら 車いすバスケの方がよっぽど

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          小説【本心】から米ドラマ【フレンズ】のロスとレイチェルの喧嘩について考える

          平野啓一郎氏の「本心」 平野啓一郎氏の小説はこれが二冊目だ。 一冊目は映画化にもなった「ある男」。面白そうな映画があると聞き、 その映画が観たいな、と思っていたときに書店で原作を見かけた。 すぐに購入し読んだが、これが思いの外よかった。 私は「愛」がテーマの小説はあまり読まない。ミステリーやサスペンスはバッドエンドも好きな結末だが、「愛」がテーマのバッドエンドは読んでいてつらい。かといってハッピーエンドの恋愛小説も読んでいてどこかこそばゆくて苦手。自分が恋愛が苦手だったこ

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          【映画】福田村事件を観た。お前はどうしたい 返事はいらない

          この映画は事実をもとに作られたフィクション。 その事実はあまりに酷いものであり、 差別と偏見、そして集団心理の恐ろしさが伝わる映画だった。 冒頭で書いたように、観ていてつらかったこの作品。 本当に”見ていられなかった”。 なぜあんなひどいことができるのか。 いや、でも… もし私があの場所にいたら止めることができたのか。 群集心理の恐ろしさを私は知らない。 私は東京の出身で、被差別部落の出身でもない。 福田村の村民の気持ちは私にはわからない。 今、私が何を書いても

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          【映画】マッチングを観てしまった-ネタバレてんこ盛り

          前回鑑賞した「夜明けのすべて」がとってもよかったものだから、 気をよくしてまたも日本映画を鑑賞することにした。 夜明けのすべて公式サイト そのレビューはこちら 今回もまた空いた時間の有効活用としての映画鑑賞だった。 その日の予定は14時に銀座での野暮用と19時から表参道でイベント参加。 14時からの用事は1時間程度。移動時間を考えても3時間ほどの空き時間が生じる。3時間も銀座をぶらぶらするにはお金も気力もない。どう時間を潰すか。いや待てよ、ここら(銀座、有楽町、日比谷)

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          映画【夜明けのすべて】を観たら大切なことに気づいてしまった

          映画【夜明けのすべて】という映画を観てきた。 配信サービスではなく、映画館へ足を運んでの鑑賞だ。 すっごく観たかったわけではない。事情があって自宅にいることができないため、時間潰しのために映画でも観ようか、ということになったから、消去法で選ばれたこの作品を観ることにしたのだ。 しかしこの選択は正しく、そして「そんな選び方をしちゃってごめんなさい」という映画だった。 さて、私はセゾンキンキラゴールドカードを持っている。 このゴールドカードは特典に”映画がいつでも1000円”と

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          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話 最終回

          いよいよ決勝戦だ。 対戦カードは昨年の覇者、神奈川VANGUARDS 対 埼玉ライオンズ いや、埼玉ライオンズ、西武ライオンズと被るんだけどって思ったけど、 チームカラーがグリーンなのでそうでもない。 昼食をいただきに外出したのだが、少し時間がかかってしまい、体育館へ戻ってきたのは、試合開始5分後くらいだった。 さすが決勝戦だ。応援にも熱が入っている。 私たち岸田団の座っている応援席はライオンズの応援席と化していた。 私の右隣に座っていた男性団員は、いつの間にかライオン

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話 最終回