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北乃 扉
2020年11月20日 23:52
死を意識した瞬間この文書を書いているという事は生きているのですが、人生において何度か「これはマジで死ぬかも。」と意識した事があります。生後三ヵ月で肺炎で死にそうになった事を皮切りに、海で溺れた事が2回、車を全損する程の事故を起こした事2回、ピックアップトラックの荷台で作業中、荷物を縛るロープが外れてアスファルトの地面に頭から落ちて意識を失った事、一緒にホテルに入った女性の背中に羽衣を纏った天女
2020年10月29日 19:36
雪山で出会った女子20代も半ばに差し掛かる頃、フラフラと彼女や友達の家に住むことが限界となり、住むところが無くなった僕は、ある冬のシーズン、雪山のホテルで働いていました。そこは外資系のホテルで、同僚の名前や上司の名前は主にファーストネームやニックネームで呼び合うようなホテルで、国籍や年齢、本名などはよくわからない人たちが集まる職場でした。他のアルバイトよりも早い時期に働き始めた僕は、外国人
2020年10月23日 23:04
超絶イケメンのマサ君マサ君と出会ったのは、沖縄県のとあるご飯屋さん。お酒も提供するそのお店で、泡盛やミミガー、海ブドウを知った夏の始まりに出会いました。そのお店はその界隈のイケてる(?)人たち御用達のお店で、地元民より移住者や住所不定者、リゾートバイト民たちが多く集う場所でした。そのお店でマサ君は、ホール&バーテンダー的な仕事をしていました。系列店もあり、そこは薄暗い照明が印象的ないわゆるバー
2020年10月18日 02:09
出会いは真夏の沖縄から遠い昔二十数年前の沖縄で、僕は「ユウコ(仮)」という1歳年上のお姉さんに出会いました。ユウコ(仮)は地元が同じで、おでこの綺麗な、色白の、姉御肌のお姉さんでした。これから先(将来)をどう生きようか悩み、悩み、悩み、「海のそばで暮らしたい。」という単純な動機から、海がきれいな場所=沖縄という理由で沖縄に居を移した初日の事でした。太陽がギラギラする季節でした。働き始めたそ
2020年10月15日 00:40
偶然、それともキセキ毎日を普通に暮らしている中で、誰にでも偶然の力を感じる時があると思います。よく考えれば起こりうる可能性のある確率のもと起こった偶然や、天文学的な計算式のもと、どう考えてもキセキと呼べる偶然も。さまざま。例えば、一回り年下の新入社員が、高校生の時の部活の後輩マネージャーだったり。(僕の時と同じ顧問の先生)ちょっと珍しい苗字の僕に、役所の窓口で対応してくれた中年女性が自分の