岡徳之 @okatch

アムステルダム、シンガポールを拠点に編集プロダクション「Livit」を運営。海外のビジネス、テクノロジー、働き方を発信。企業のオウンドメディア運営にも携わる。共著に『ミレニアル・Z世代の「新」価値観』。ヨーロッパで日本ワインのオンラインストア「GUBI GUBI」も運営中。

岡徳之 @okatch

アムステルダム、シンガポールを拠点に編集プロダクション「Livit」を運営。海外のビジネス、テクノロジー、働き方を発信。企業のオウンドメディア運営にも携わる。共著に『ミレニアル・Z世代の「新」価値観』。ヨーロッパで日本ワインのオンラインストア「GUBI GUBI」も運営中。

マガジン

  • note by 岡徳之/海外在住編集者

    「編集者」という仕事は、自分が思っている枠以上のところで、もっと世の中に貢献できると信じています。その可能性を探求し、広げていくための日々の記録です。

  • 海外移住家族の夫婦会議

    海外在住9年目の30代子育て夫婦が、日本〜シンガポール〜オランダへと移住してきたこれまでの経験から、海外生活・子育て・夫婦仲にとって大切なことについてほろ酔いでトークするポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』の文字起こしマガジンです。これから海外移住したい方、リアルな海外生活を知りたい方にオススメです(写真:三浦咲恵)。

最近の記事

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これからの「メディア」はスクリーンの形をしていない。変わる編集者の存在意義

先日、アメリカの女性向けニュースレター企業のサクセスストーリーに関する記事を読んで、これからの時代における編集者の存在意義について考えるきっかけになった。今のところの考えをまとめてみたい(写真:Headway on Unsplash, Newsette, Instagram, Facebook, Glossier)。 読者数50万人、年商7億円のニュースレター企業つい昨日、スターバックスがアメリカ・ワシントン州でのワクチン接種効率化を支援するという話題にふれ、今多くの企業や

    • 人からなにか相談されたときに気をつけたいこと「実は相談じゃない」

      「今回のインタビュー記事は、この経営者の生い立ちに焦点を当てるということで、大丈夫だと思いますか?」 こう尋ねられると、「ああ、自分の中ではまだ答えが出ていなくて、僕に判断を委ねたいのかな」と、僕は受け止めてしまう。他の人もそうであってほしいと思うのだけど。 そこで、「たしかに、この経営者の生い立ちは面白い。だけど、この人のことを知っている読者はそう多くない。なら、他の切り口を探ったほうがいいのでは?」と投げかけてみる。 すると、「でも・・・」と返ってくることがある。そ

      • オランダ・アムステルダムで家を探す方法、引っ越し11回の経験者に聞く(賃貸編)【6600文字】

        日本からオランダに移住する人が、コロナが落ち着いてからまた増え始めています。一方で、オランダ、特にアムステルダムでは住む家が不足しており、移住すると決めたものの、家探しに苦労している人が少なくありません。 そこで今回は、オランダ在住歴5年半の間に、アムステルダムで11回も引っ越しをした経験者である友人の「A.K.さん」に、アムステルダムでの家探しのコツを教えていただきました。 賃貸ではなく「購入編」をご覧になりたい方はこちら: 家探しは「サバイバル」 岡:今日はお時間

        ¥300
        • オランダの保育園に子どもを通わせて印象的だった10のこと

          オランダは4歳から小学生。昨年12月にうちの子たちは6歳と4歳になりました。 わが家の「保育園」時代はこれにて終了、ということで、オランダ(アムステルダム)の保育園で印象的だったことを書き残しておこうと思います。 オランダ移住を検討している人、海外の保育園事情に興味がある人の参考になったらうれしいです(なお、日本で子育てをしたことがないので、日本の保育園との比較はできません・・・)。 1. 荷物が少ない オムツいらない、粉ミルクいらない、お布団いらない、連絡帳なし、体

        • 固定された記事

        これからの「メディア」はスクリーンの形をしていない。変わる編集者の存在意義

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        • note by 岡徳之/海外在住編集者
          136本
        • 海外移住家族の夫婦会議
          8本

        記事

          「コンテンツマーケティング、なにから手をつけたらいい?」と迷ったときにオススメの考え方

          「自社のマーケティングを強化していこう」というときに、Webサイトやブログなど自社メディアでの情報発信、つまり、コンテンツマーケティングを始めたいという人は少なくないでしょう。 一方で、コンテンツマーケティングにかぎらず、なにか新しい手法に触れると「なにをするのが正解なんだろう。新しいツールやフレームワークをイチから学ばないといけないのではないか」と、手が止まってしまう人もいるはず。 そんな方にオススメなのが「社内で1番デキる営業マンの分身を作る」という考え方です(Pho

          「コンテンツマーケティング、なにから手をつけたらいい?」と迷ったときにオススメの考え方

          「配達」は顧客との新しいタッチポイント?アムステルダム発日本ワイン屋さんの雑感

          財布と地球に優しくない配達オランダ・アムステルダムで日本産ワインの輸入販売業を始めることにしてから、日々新しいことについて考えるようになった。 ここ数カ月はひたすら「どうすれば日本のワインをオランダに運んで来れるか」という仕入れや輸出について考えることが多かった。 けれど、おかげさまでこの春にワインがオランダに到着するメドが立ってきたので、最近は売り方について考え始めている。 その中で一つ、気になっているのが「配達」のことだ(Photo by The Retro Sto

          「配達」は顧客との新しいタッチポイント?アムステルダム発日本ワイン屋さんの雑感

          これから翻訳の仕事はだれにまかせるべきか? 「訳す」のではなく「伝える」ために

          ある雑誌編集者からの相談僕のチームは、海外に散らばる編集者・ライターが集まるグローバル編集プロダクションということで、海外の動向を取り上げる記事を執筆することが多く、仕事のプロセスの中で、海外メディアの報道記事や海外企業のプレスリリースなど「翻訳」を行うことが多々あります。 そんな中で、コーヒー業界に特化した雑誌の編集に携わる友人から、「翻訳家の人に仕事をお願いしているんだけど、正直50点くらいの出来かな・・・と感じてしまう翻訳の原稿が送られてきて、結局自分が修正することに

          これから翻訳の仕事はだれにまかせるべきか? 「訳す」のではなく「伝える」ために

          ナチュールワイン生産者のみなさん、オランダの人たちにワインを飲んでもらいませんか?

          はじめまして、オランダ・アムステルダム在住の岡です。普段は、編集業を本業としていますが、今回、新しい事業に夫婦で挑戦することにしました。 アムステルダムで日本産ナチュールワインのお店を出すことにしました私が住むオランダ・アムステルダムを始め、今ヨーロッパ各地で、特に若い人たちの間で「ナチュールワイン」の人気が高まっています。そんなナチュールワインに特化した日本産のワインを、来年2022年の春から、まずはオンラインストアで、そして、将来的には実店舗で販売しようと準備中です。

          ナチュールワイン生産者のみなさん、オランダの人たちにワインを飲んでもらいませんか?

          全夫婦にオススメしたい!良い夫婦仲に効く新しいルーティン「夜会」とは?【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

          海外在住9年目・30代子育て夫婦が、日々積み重なるお互いへのモヤモヤを解消し、良い夫婦仲を保つべく編み出した新しいルーティンを公開! この記事はポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』の「第29回 全夫婦に勧めたい!朝会、コーヒー散歩に続く、夫婦円満の秘訣とは」(2021年6月30日配信)を一部文字起こししたものです。 Spotifyやnote、Twitterでのフォローもお待ちしています(写真:Yuta Sawamura Photography)。 「夫婦仲」に効

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          全夫婦にオススメしたい!良い夫婦仲に効く新しいルーティン「夜会」とは?【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

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          娘の"4カ月飛び級"で知った、オランダ小学校の驚くべき柔軟さ

          オランダ・アムステルダムの小学校は今日から新年度。早いもので、わが家の娘も今日から小学2年生です。 …ということで、一つ、オランダの小学校について、驚いたことがあったので小話をさせてください(Photo by Dana Marin on Unsplash)。 3者面談でカルチャーショックオランダの小学校は「4歳の誕生日が来たら入学」。12月31日生まれの娘は今年の1月に入学しました。 つまり、娘は8カ月間しか、小学校1年生をやらずに2年生に上がったことになります。 1

          娘の"4カ月飛び級"で知った、オランダ小学校の驚くべき柔軟さ

          コロナ発症〜陽性判明〜家庭内隔離〜回復まで、9日間の記録

          オランダ・アムステルダム在住で、新型コロナウイルスに感染。発症〜陽性判明〜家庭内隔離〜回復までの記録を残しておきたいと思います。 1日目:5月7日(金) 風邪か?早朝、息子(2歳)に起こされ、適当に動画を見せながら、僕はリビングルームで二度寝することに。すると、からだに寒気がして、「布団着ずに寝たから風邪引いちゃったかなあ」と。午前中はなんとか仕事できたものの、体調が徐々にわるくなり、午後からベッドルームで寝込むことに。結局、その日は一日中寝込んでいた。 2日目:5月8日

          コロナ発症〜陽性判明〜家庭内隔離〜回復まで、9日間の記録

          【CNET Japan編集長・藤井涼さんインタビュー】「1カ月ぶっ続けウェビナー」の挑戦で見えてきたWebメディア成長のこれからの鍵

          ITニュースサイト「CNET Japan」が今年2月に仕掛けた企画に、僕はいちWebメディア業界人として度肝を抜かれました。 「CNET Japan Live」は例年、リアル会場で2日間にわたって数百人が参加するカンファレンスですが、今年はコロナ禍でオンラインに移行。なんと、「1カ月にわたって毎日、豪華ゲストを迎えての開催」となりました。 このモデレーターを務め上げたのが、CNET Japan編集長の藤井涼さん。1カ月ぶっ続けで実施したウェビナーの準備や進行、そしてイベン

          【CNET Japan編集長・藤井涼さんインタビュー】「1カ月ぶっ続けウェビナー」の挑戦で見えてきたWebメディア成長のこれからの鍵

          ポッドキャストのインタビュー術。記事を書くときのインタビューとはどう違うのか?

          こんにちは。ポッドキャスト番組『グローバル・インサイト』を配信している岡徳之(@okatch)です。海外のビジネス・テクノロジーのトレンド、その背景にあるミレニアル世代、Z世代の新しい価値観を発信しています。 僕はもともと「記事コンテンツ」を企画・制作する編集者でした(今もそうです)。そんな僕が一年ほど前に、ポッドキャストを始めて早々に気づいたこと。それは「インタビューの違い」でした。 だれでも自分でメディアを始められるこの時代、「これからは記事だけでなく、音声でも情報を

          ポッドキャストのインタビュー術。記事を書くときのインタビューとはどう違うのか?

          旦那がヒマで奥さんが多忙に。立場逆転して分かった家事分担が上手くいく秘訣とは?【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

          海外在住9年目・30代子育て夫婦が、家事分担の不平等感を克服するまでの5カ月間をほろ酔いで振り返り。奥さんが旦那より忙しくなった結果起こったギクシャクと、本音でぶつかった夫婦会議の内容を大公開! この記事はポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』の「第25回 旦那がヒマで奥さんが多忙に。立場逆転して分かった家事分担が上手くいく秘訣とは?」(2021年1月1日配信)を一部文字起こししたものです。 Spotifyやnote、Twitterでのフォローもお待ちしています(写

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          旦那がヒマで奥さんが多忙に。立場逆転して分かった家事分担が上手くいく秘訣とは?【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

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          世界最高の移住先?「次に移住するならどこの国?」夫婦で一位がまさかの一致!【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

          この記事は、海外在住9年目・オランダ在住6年目の30代子育て夫婦がお届けするポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』の「第27回 オランダの次に移住するならどこの国夫婦会議!」を一部文字起こししたものです。Spotifyやnote、Twitterでのフォローもお待ちしています(Photo by Bruno Martins on Unsplash)。 今日のテーマは?夫 今日のテーマは「次に移住するならどの国にする?」夫婦会議〜! 妻 え・・・? 待って待って、オランダ

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          世界最高の移住先?「次に移住するならどこの国?」夫婦で一位がまさかの一致!【ポッドキャスト番組『海外移住家族の夫婦会議』文字起こし】

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          企業は事例を知りたいわけではない? もしも編集者が「事例紹介ページ」を手がけるなら・・・

          先日知り合いから、とあるベンチャー企業のWebサイトの「事例紹介ページ」を作ってほしいという相談が来た。これまで、経営者メッセージのようなページを作ったことはあったが、事例紹介ページの相談は初めてだったので、自分だったらどうするか考えた(Photo by HalGatewood.com on Unsplash)。 事例紹介ページにストーリー性はいるのかこの話が来たとき、まず最初に思ったのは「なぜ、編集者に頼むんだろう?」ということだった。いや、そんなに深い意味はなくて、自分

          企業は事例を知りたいわけではない? もしも編集者が「事例紹介ページ」を手がけるなら・・・