[読書] 図解でわかる スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル
こんにちは、noriです。
今日は、マインドセットに役立つ本のご紹介です。
【著書について】
本著を執筆されたケリー・マクゴニガルさんは、米国・スタンフォード大学に在籍する心理学者です。
医学の知見と人びとの健康とを紐づけ、実践的な情報を発信し続けている方として知られています。
(僕はこの記事を書くにあたり初めて知ったのですが、ヨガやフィットネスの世界でも有名らしいですね。)
今回ご紹介する本は、そんなマクゴニガル教授の著書です。
本著は2014年に刊行され、その後、多言語に翻訳されています。
日本でも2015年に刊行されていますが、今回の記事では、今年の2月に刊行された『図解で分かる』ほうを取り上げています。
【本著を読もうと思ったキッカケ】
もともと図解しない方の本があるのは知っていたのですが、
ページ数の多さと、タイトルの大風呂敷感から、いままで買うのを避けていました…。
(命名された方には申し訳ないですが…w)
そんな僕でしたが、先月に図解版が刊行されたことを知りました。
それでも、タイトルに引っかかっていたので、正直買うか迷ってました。
購入の決め手は、この図解版の評判の良さでした。
大ヒットした著書がコンパクトに(それでも200ページ以上ですが)、かつ分かりやすくなっていることを知ったのが、今回この本を読もうと思ったキッカケです。
あとは、もともとこの本のターゲットにドストライクだったというのも、理由の一つです。笑
先延ばしグセがある人、やる気が出なくて困っている人、目標達成できない人、誘惑に弱い人………をターゲットにしています。
割と思い当たる人多いんじゃないかな?笑
【本を読んだ感想】
本著は、意志力(Willpower)を中心に説明が進んでいきます。
この意志力を上げるには、どうすれば良いか?ということを
論文や研究データ、具体的な実践例を挙げながら進んでいきます。
まず第一に、サクサク読める!というのが素直な感想です。
難しいコトバを極力使っていない、それに図解が加わるので、分かりにくいはずがない…!
さらに本著は200ページほどあり、全部で10章に分かれています。
平均すると20ページ/章と、スキマ時間で読める本です。
実際、僕も熟読して60分程度で終わるほどのスマートさでした。
内容ですが、いずれの章も『自己観察(マイクロスコープ)→実践(意志力の実験)→まとめ』といった流れになっています。
全部やる必要は無いと思いますが、読みながらできるような内容もあり、みんなが始めやすい内容だな、と感じました。
この記事を書いている今も、実践しています。
ちなみに、『あるある~!』ということも書かれていたりして、
読み物として面白い側面もあるな、と思いました。
ざっくりですが、まとめるととても良い本でした!
タイトルつけた方、本当にすみませんでした!
書店で見かけたら、1章だけでも読んでみてください、ホントに面白いので(^^)
それでは、また。
【著書情報】
題名:図解でわかる スタンフォードの自分を変える教室
著者:ケリー・マクゴニガル
出版:だいわ文庫
↑今回紹介した本
↑図解じゃないほう