宇宙飛行士は見た 宇宙に行ったらこうだった! (山崎 直子)
(注:本稿は、2021年に初投稿したものの再録です。)
山崎直子さんご本人のTwitterへの投稿で知った本です。
完全に児童向けのつくりですが、面白そうなので手に取ってみました。
たくさんの質問に対する回答という形式なのですが、その質問が多種多様で恥ずかしながらこの本で初めて知った事柄も数多くありました。
たとえば、その中からひとつ、「宇宙空間の温度」について。地球からの高度によってかなりの差があるんですね。驚きです。
といった感じで、子どもたちはもちろんちょっと宇宙に関心のある人にとっては興味深い内容満載の本書ですが、その中から、私が最もインパクトを感じた山崎さんの言葉を書き留めておきます。
宇宙ステーションから地球に戻ってきたとき、山崎さんはこう思ったそうです。
なるほど、確かにそうかもしれません。
それゆえに、地球は、そこに生きるすべての生命にとって貴重であり、私たちはこの特別な地球を大切に守り続けなくてはならないのですね。