母のように

最近、私は母に似てきたと

よくお社さんから言われる

なんで？

とっても嬉しいけれど

私は母に甘えて

ぬくぬくとして来ただけよ

甘えん坊なだけ

母も甘えん坊だから同じか

なんとなく母はもう少し生きていたかったのかもしれないと

ふっと思えた

身体は限界

でも魂はとても、とてつもなく

成長していた

肉体と魂のせめぎあい

あの世に旅立つ間際まで本を読み

努力して

見えない眼で

虫眼鏡使って

必死に学んでいた

かわいらしい母の姿

今でも焼き付いて離れない