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駆け抜ける旅を書き殴る。

久々にnoteを毎日書きたくなって、毎日書こうと思っている。
これまでの世界多分一周旅のヨーロッパ編は、ほとんどちゃんとnoteを書けていない。
序盤は、毎日歩き旅で忙しかった。その日に出会った人と一緒にご飯を食べて、飲んで、喋ってという時間に満ちていたので(そしてそれ以外の時間は主に眠るか歩くか洗濯をしていた)、noteを書く時間などなかった。
カミーノの旅の後は、会いたい人に会いに行くシリーズみたいになっていて、てんやわんやさんに会いに行ってセカンドデートでアンダルシアを満喫したり、2019年の春にフランスのルピュイの道で仲良くなったイザベラ夫妻の家に居候させてもらって、ボルドーを楽しんだりしていた。
てんやわんやさんとのゆったりとした時間の中では、心の奥底に蓋していたものの蓋が開いて、なぜか話せてしまった話がいくつかあって、とても私の中で意味のある大切な時間になった。(ありがとう、てんやわんやさん。そして、そのことはいったん保留で、まだnoteには書かないでいます。いつかゆっくり書きたいです。)

それから、イザベラとジャンクリストフ夫妻と3人での共同生活。
フランス人は議論好きというイメージがあったのだが、議論というよりも、「◯◯についてどう思う?」という投げかけがたくさんイザベラからあって(例えばテーマは安楽死だったり、結婚制度だったり、ベネディクトカンバーバッチについてだったり、ラーメンについてだったりと多岐に渡った)、それについて、3人でGoogle翻訳を駆使しながら、つたない英語で話すという時間もまた楽しかった。
寝るまでの時間、3人でリビングで過ごすのがすごく楽しくて、今思い出しても温まる。ボルドーを去った翌日の夜にボルドーでM5の地震があったことをその次の日に知り、2人と連絡がなかなか取れなくて、心配で心配でたまらなかったし、連絡がとれた時に、思わずナポリで泣いてしまった。大切な人が増えると涙もろくなってしまう。何より無事で良かった。



その後に、イタリアに来たわけだが、イタリアもなかなか面白い日々だった。
なぜ私は毎日誰かと喋りながらご飯を食べてるんだろうとふと不思議に思うくらい、イタリア人との面白い出会いがあったり、時々山に登ったり海に行ったりする以外は、のんびりと何もしない時間なんかも贅沢に過ごしていた。
noteを書こうと思えば書ける時間が山ほどあったが、書く気にはならず、概ねぼーっとしていた。暇すぎて毎日スパゲッティを作ることに夢中になり、イタリア人に意見を求めながら、気付いたらパスタ修行のようなこともしていた。
そんな賑やかで楽しくて、穏やかでのんびりして、ちょっと面倒なイタリアを離れて、アルバニアにやってきた。



これから怒涛の大陸(半島)移動の日々がはじまるわけだが、なぜかこのパートは、タイムリーに書き殴りたい気持ちになっている。
新しく旅する未知の国について色々知りたいし、調べたい。たくさんインプットしたいのと同時に、アウトプットもしたい気持ちになっている。
長々と語り合う相手も、駆け抜ける旅ではそう簡単に見つからないだろうし、自分の言葉や気持ちがたまってきてしまうと、うまくバランスが取れなくなる気がする。
なので、ここに勢いで残していこうと思う。
駆け抜ける旅にふさわしく、書き殴るnote。殴るって良くない表現かもしれないけれど、noteは私の猫パンチもうまく受け止めてくれると思っている。

また、明日も書きます。


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のりまき
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