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大担推理「邪馬台国」

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魏志倭人伝を単純比較思考で読み説いていきます。忘れられがちな、学術的根拠の薄い単純な発想を比較、検討する事で邪馬台国時代の謎を解き明かしていきたいと思います。
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#伊都国

大胆推理「邪馬台国」

大胆推理「邪馬台国」

❍みなさま、初めましてのりくろーと申します。今回、私は素人でありながら、魏志倭人伝に興味を持ってしまいました。

そして、いろいろと自分なりに考えた結果、学者の方々では思いもつかないであろう発想が、どんどん浮かんできました。

もちろん、学者の方々の様に、さまざまな書物にあたって研究したわけではありません。ごくわずかな本を読んだにすぎません。ほとんどフィクションに近いとも思われます。

素人として

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1、基本的前提

1、基本的前提

❍学術的思考を廃除した超単純理論単純比較思考で読み説く魏志倭人伝。もうすでに何百年も議論されている問題です。あらゆる学術的思考は試されているはずです。逆に、単純に考えてみました。

私の中途半端な知識は廃除して、なるべく単純にどちらの可能性が高いのかを比較して、消極的選択を求めています。その中でも基礎となるものを選んで紹介したいと思います。

❍標準里を使う多くの方が短里を用いて考えますが、当時、

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6、倭国内の各国はどこになるのか

6、倭国内の各国はどこになるのか

今回はある形式にのっとって進められてきました。つまり、なぞかけ形式です。

魏志倭人伝
と説きまして

魏志倭人伝の記述が
「邪馬台国への行き方」ではなく「倭国内の各国への行き方」だったと考えます。

その心は・・・

となります。ここで、みなさん、独自の考えを導き出すと思います。

つまり、もしこのように考えるとしたらどうなるのか。ひとつの試みとしての考え方です。正解ではありません。みなさん一人

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7、伊都国がこんなところでいいの?

7、伊都国がこんなところでいいの?

❍伊都国の場所前回、倭国内の各国の存在した場所を導き出しました。この中で多くの人が納得できないのが、伊都国の場所だと思います。ここで、伊都国の場所を人吉盆地のあたりにあったとすることは可能なのか、検証していきたいと思います。

❍伊都国の機能魏志倭人伝には、伊都国について次の様な3つの機能があると書かれています。

1、世有王皆統属女王国郡使往来常駐所

伊都国は、代々王がおり、女王国に従いました

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