【心理学】両面提示×親近効果
今日から使えるビジネス心理学 第14弾です!
今回お話しするのは「両面提示と親近効果」を使ったマーケティングのお話です!
この記事を読んで、これをセールスなどの場で使うことでお客様にその商品の良い印象を与えられることは間違いなしです!
時間が無い人はもくじの「両面提示×親近効果のマーケティングでの活用方法」だけでも読んで下さい!
そこにこの記事の全てがあります笑
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いつもありがとうございます。
親近効果とは
親近効果の説明をする前に
その逆の初頭効果について説明しますね。
初頭効果とは「最初の情報が重要」
初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象を指します。人や物に対する第一印象が長い間残り続けるのは初頭効果の影響です。
例えば
知的・勤勉・衝動的・批判的・頑固・嫉妬深い
と、示されたAさんの印象を尋ねると好印象を覚えたのに対し、
嫉妬深い・頑固・批判的・衝動的・勤勉・知的
と、Aとは逆に並べただけの特徴を示したBさんの印象を尋ねると悪い印象であったという実験結果になりました。
このように最初に与えられた情報が後に影響を及ぼす現象を初頭効果といいます。
この初頭効果の逆が親近効果です。
親近効果とは「最後の情報が重要」
最後に与えられた情報が前の情報に影響を及ぼす心理効果を指します。
例えば
「Aさんってスポーツはできないんだけど、仕事はできるんだよね」
と言うのと
「Aさんって仕事はできるんだけど、スポーツはできないんだよね」
と言うのでは前者の方が印象が良く聞こえませんか?
相手を褒める場合などは悪いことを先に言い、後に良いことを伝えるほうが相手も気分が良く聞いてくれます!
両面提示とは
両面提示とは、簡単に説明すると「人に何かを説得するときにメリットだけでなくデメリットも説得すること」です。
だから名前が両面(メリットとデメリット)提示なんですね。
その逆は片面提示といいます。
これは説明するまでもないですね。メリットかデメリットのどちらかのみを提示する物です。
片面提示だとうまい話だけでは怪しい‥‥何か裏があるのでは?と疑ってしまいます。そのため両面提示することが重要です!
両面提示×親近効果のマーケティングでの活用方法
皆さん、お待ちかねです。
じゃあその両面提示と親近効果をどうやってマーケティングに活かすのでしょうか?
これもセールスなどでとても使えるので、ぜひ覚えて使ってみてください!
正直ここだけ読めば今日の内容はあなたの物です!
両面提示でも親近効果と組み合わせて、お客さんに伝えるだけで全然違います。
結論から言うと、「メリット、デメリット、メリット」の順で伝える事が大切です!
以下の3つを読んで、どれが印象が良かったか率直に答えて下さい!
①このスマホは前のモデルよりも、画質やバッテリーの持ちが格段に良くなっています。
②このスマホは前のモデルよりも値段が1万円高いですが、その代わり画質やバッテリーの持ちが格段に良くなっています。
③このスマホは前のモデルよりも、画質やバッテリーの持ちが格段に良いです。ただ、値段が1万円高くなっています。
①は片面提示ですね。ここで②と③は両面提示みよる説得です。伝えている情報は全く同じですが、受ける印象が違いませんか。
多くの人が②の印象が良かったと思います。
誰かを説得する際に、大切なのは「メリット、デメリット、メリット」の順で伝える事です!
まとめ
いかがでしたか?
マーケティングで活かせる、メリットとデメリットを示す両面提示と最後の情報が印象に残る親近効果を使ったテクニック、是非使ってみてくださいね!
大切なのは「メリット、デメリット、メリット」の順でお客様に伝えて下さい!
いつもたくさんのスキをありがとうございます。
これからも頑張って記事を書きます!
それでは皆さんまた明日!