枝垂れる桜と古寺散歩
高遠の桜も散り、このあたりの桜の名所といわれる場所で残るは、、
駒ヶ根高原にある光前寺。
光前寺は先月の記事でその春の遅さを紹介しましたが、さて、一月後のいまはどんな景色になっているでしょうか。
せっかくの良いお天気だったのでお寺から少し離れた駐車場へ車を停めて、てくてく歩きます。この辺りは土手に植えられた水仙もいまが見頃。
雪形がはっきりと現れた駒ヶ岳を背景に、嬉しそうに写真を撮っている人たちがいました。花は人を笑顔にさせるみたい。
仁王門が見えてきました。
桜はすでに散り始め。
ある程度混んでいるのは予想してたのですが、ちょうど写真を撮ったあとに観光バスの団体さんがぞろぞろと降りてきました。
きっと、「かんてんぱぱガーデン」→「光前寺の桜」→「花桃の里」コースでしょう。
意外と人気の光前寺。
苔のみどりが、一気に濃くなりました!
静かに興奮しながら歩いていると、脇には更に極上の苔道が。
苔好きには、たまらん。
裸足で歩いたら気持ちいいだろうなぁ、微生物もいっぱい吸収できそう。
小学校6年のとき、このお寺で写生大会がありました。
どこで描くかは自由。
あの時わたしはこの場所を選んで、一人静かに写生しました。いまでもはっきりと覚えています。
その絵はたしか、地域のナントカ展に出展されたんだった。
建物もすばらしいのですが、境内には江戸時代に活躍した高遠石工の名工「守屋貞治」の作品があり、そちらもまた見応えがあります。
ぐるっと回って、参道横の鐘楼まで戻ってきました。
ここの桜も散り始め、ちょっと来るのが遅かったかも。
せっかくなので、ちょっと奥の方も散策してみましょう。
脇道だいすき。
川のせせらぎと鳥の囀りを聴きながらの、境内散歩。
気持ちいいですね~
さてと、境内散策はこんなものかな。
最後は、講堂前の池に寄っていこう。
おそろしく大きな声のカエルが2匹、池のどこかで鳴いています。
ここは、初夏になると睡蓮の花で彩られる場所。
その様子もまた好き。
参道脇駐車場の桜が、いままさに見頃を迎えていました。
そして、
今日一番のべっぴんさんは、この子で決まり!