無水鍋で焼くライ麦100%パン 7/4
ライ麦100%にしては、柔らかく仕上がったと思います。
粉はシュバルツという、
少し細かめのライ麦粉を使いました。
どうやら、ライ麦粉は、輸入されるものの大半は、飼料用らしいです。
(いくら安全で安価とはいえ、飼料用と聞けば、あまりいい感じはしません。)
ですが、こちらの会社が扱うものは、
製粉用だそうです。
割高にはなりますが、
個人的には
大陽製粉さんが扱うドイツの
ライ麦が今のところ一番です。
(おそらく、ネット上で見つかる範囲の
ライ麦粉は、国産含めて全て
使ってみました。)
ブロッケンという石臼挽きの
同社のライ麦粉がありますが、
こちらはロール挽きです。
粒子がそろっているのか、
使いやすい点が特徴です。
毎回同じ配合、作り方でいけば、
より深くわかってくると思います。
ただ、答えがないからこそ、
配合ややり方を変えてみると、
飽きることがありません。
あえて毎回やり方を変え、
答えのない迷路に行く、
こんなやり方が
あっていいと思います。
ライ麦100%だと、たいていの場合、硬いと言われて不評でした。
無水鍋だと、少し蒸しパン風になることはわかりました。
これなら歯が少し悪い人だとしても、
食べやすいはずです。
(ライ麦100%では、ふわふわの食パンのようにはならないです。)
ガスオーブンだと、外側をパリッと焼いてくれます。これは比較し難い長所です。
ライ麦で柔らかい弾力があるなら、
無水鍋の魅力がありますね。
また無水鍋バージョンもしようと思います。
ただ、粉のグレードを落とすと、そもそもライ麦粉だけで生地がまとまらない
可能性があります。
ある程度良いものをを選ばないと、こういう自由な遊びはうまくいきません。
次は小麦を配合してやってみます。