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みんなのノンマリライフ

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みなさまからお寄せいただいた、おひとりさまのエッセイ集。だれかの想いや体験が、あなたの励みや支えになるかもしれません。あなたはどんなノンマリライフを過ごしていますか?
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#おひとりさま

「一度は結婚しないと」なんて、もうよくない? - 結婚しない生き方

「この年まで、いったい何してたの」職場で年上のシングルマザーから、こんなことを言われた。ア…

商店街おひとり散歩 - おひとり時間の過ごし方

私の住まいは東京の下町。性格がズボラなのか歳をとったせいなのか、アラフォー、アラフィフに…

3匹の猫たちと共に歩む、おひとりさまの充実した人生 - 結婚しない生き方

今朝も早めに起きて娘たちの朝食のため自転車で向かう。3人いや3匹の、まる子、ラグ、ちびママ…

おひとりさま、京都で粋な出会い - おひとり時間の過ごし方

ひとりでふらりと京都観光に出かけるのが好きだ。そして帰る前に決まってお気に入りの老舗に立…

拍手を“される”側だけではなく、拍手を“送る”方も幸せなんだ - 結婚しない生き方

「お願いだから一度は結婚して」そう言うのは母だ。五人兄弟の中で唯一未婚は私。母は私に会う…

私のリュックには、素敵なものがたくさん詰まっている - 結婚しない生き方

結婚しない理由を聞かれ、しばし考えた。……余分だから?だって、私のリュックには必要な物が…

「不便がないから」を理由に停滞していた私の成長体験記 - おひとり時間の過ごし方

自動車教習所を卒業して以来、ずっとペーパードライバーだった。生まれも育ちも東京23区内。運転免許は取得したものの、車がなくても十分に暮らしていける。3分待てば電車は来るし、バスも充実している。駅前に出れば買えないものはない。わざわざ車なんかなくたっていいじゃないかと思っていた。暮らしに不便がなかったのだ。 だが、不便がないという理由は、人を停滞させる。不便がないからと言いながら実家暮らしのまま子供部屋おばさんと化した身として、それはもう痛切に感じている。せめて不便であれば、

「しあわせ」の4文字をかみしめる、至福のひとり旅 - おひとり時間の過ごし方

心と体の休養に、毎年必ず一人で旅をする。行くのは決まって島。ここ10年は毎年沖縄の離島を訪…

運命の人と出会う日

今、一番欲しいものは何かと聞かれれば、しばらく逡巡した後、私は「無印良品で売っているレチ…

声を出したいソロ社員

3人とも妊娠!?それは衝撃の告白だった。つまりそれは、同時期に3人が産休を取得するという…

フワクの四十代

かつて思い描いていた四十代。夫がいて、子どもがいて、口のうるさい姑がいて。そんな平凡な幸…

同居犬は最愛のパートナー

「おはよう。よく寝れた?」朝、目が覚めると、枕もとで私の顔をカリカリとひっかく愛犬ヘスス…

結婚目前に気づいた違和感。

遠距離恋愛をしていた彼と、結婚を前提に一緒に住むことになった。実家から新幹線とローカル線…

390円の小さな幸せ

仕事に疲れた日は自分の中で”何かテンションが上がるもの”を買って帰るという謎のマイルールがある。帰り際にお気に入りのパン屋で美味しいパンを買っていくこともあれば、本屋に足を伸ばして本屋独特の紙の匂いに包まれながら本を買うときもある。 この日の私は「コンビニに寄ってスイーツを買って帰る」だったので、バウムクーヘンと小さなプリンを買った。計390円。 * 20代中頃から、"いつ結婚するの?"というよくある親からのプレッシャーを浴びてきた。それは年を重ねるごとに重さが増してい