身体に優しいおやつ
はじめまして
国際薬膳調理師の宇佐美のぞみと言います
これから少しずつ、身体を整える食べもののお話ししていきます。
そもそも薬膳を始めるきっかけが、自分の全身アトピー性皮膚炎を治したいってところからきていて、毎回実験のように食べものが身体を変えるってことを体験しながら過ごしてきました。今ではコントロールできるほどまで治っていますが、ときどき暴走して手が痒くなったりしています。
薬膳って何?
薬膳って聞くとなんだか不味いんじゃないかとか、薬っぽいのではないかと思われがちですが、簡単に言うと、食物のもつ作用を上手く活用した食事になります。
作用とは効能のことで、ネギが身体を温めるとか、トマトは身体を冷やすは聞いたことがある方も多いと思います。
それらの効能を組み合わせて作った料理になります。
例えば、お刺身には消化を促す大根のつまと、魚の毒消ししてくれるわさびとともに食べます
身体を冷やす焼きナスには身体を温める働きのある生姜を組み合わせます。
身近なところにも、気づいていないだけで
黄金レシピはたくさんあります。
中医学的身体の仕組みや、食物のもつ働きを知るだけで、食事の質がグンとよくなります
このご時世、自分で自分を整えるってことを前向きに考えてくれてる方への参考になれば幸いです。
本来ならきちんとご飯を食べていれば、お腹は
そこまで空かないはず…
それでもね、ときには甘いものも食べたくなりますよね
だから、時には甘いものも良しとしています。
そのかわり、おやつの質をアップします。
食物の持つパワーを受け取るべく
今回はクコの実となつめで作った自家製酵母液を使って黒糖シフォンを焼きました。ベーキングパウダーもオイルも使用しないでここまで膨らみます!
かぼちゃペーストを生クリームに混ぜ込んで
︎⭐︎クコ:身体をうるおす
⭐︎なつめ:気を補う、血液を作る手助けをする
⭐︎全粒粉:心をホッとさせる
⭐︎黒糖:身体を温める、血液のめぐりを良くする
⭐︎かぼちゃ:胃腸に元気を与える、湿を取り除く
⭐︎シナモン:気のめぐりをよくする
なるたけ罪悪感が少ない方がストレスもない
合わせて飲む飲み物は湿を取り除くハトムギ茶や黒豆茶で決まり。
食べすぎないように気をつけてくださいね
甘いものと脂質は湿を呼びます
(湿が身体に停滞すると、身体がだるくなったり、むくみやすくなります)
以下レシピになります。
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