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自分責め卒業〜自分を客観視するサードパーソン・セルフトークのススメ〜

失敗するといつも自己嫌悪なわたしへ

わたしは、人のことになると、本質はこれで、もっとこうするといいんじゃない?と即いくつもの解決策が脳内を駆け巡るのですが、こと自分のことになると、てんでだめなんです。

自分に対して甘々な甘ちゃんなのだろうか?と思ったこともありますが、甘ちゃんだけど、厳しい眼差しも持ち合わせていて。


自分のことになると、客観的に見られなくなる

つい感情が先行して、主観的にしか物事を捉えることができなくなってしまうようなんです。

他の人に対してはこんなにもアイデアや改善案が思い浮かぶのに、自分のことになると雲散霧消してしまうのが我ながら、勿体無いなぁなんて思っていたんです。


最近、サードパーソン・セルフトークというものを知って、実践してみた結果、自分を客観視する力が付いてきたので、その内容をシェアします。

ひとことで言うと、
主語をIから、Sheに変えました。


わたしは、毎日自分の頭の中の考えを紙に書いたり、音声メモに吹き込んだりしているのですが、
その際、今までは、意識的に「わたしは」を使って表現することを心がけてきました。

カウンセリングの中で、自分の考えがあまりにも言葉にして伝える力が足りていなかったため、アイメッセージで自分の考えを表現する練習をしていきましょうという課題をもらったからです。

それを続けて、会話の中でも取り入れるようになって4〜5ヶ月。
以前にも増して、自分の考えを相手に伝えることが少しずつできるようになっていきました。

他者との会話の中では、今後も継続して、アイメッセージで伝えることを意識していきたいと思っています。


サードパーソン・セルフトークを使って、ジャーナリングを行うとどのようになるのでしょうか。

以下、ジャーナリングより引用

彼女は昨日、ヨガのレッスンを受講し、汗を流すこと、運動することの楽しさを再認識していた。
彼女はレッスン終わりに、コンビニでちょこちょこと空腹を満たし、結果的に800円相当の出費をした。
彼女はカフェ等でお金を使うのは勿体無いことだと認識していたため、結果的に空腹に抗えず、誘惑に負けた。

彼女の失敗の要因は何だったと思いますか。

まず出発前に食事をしっかりと摂らなかったことが原因と考えられます。
金銭的負担を考える時間が増えている結果(ただいま離職中)
かえってストレスが過多になっているように見受けられます。
また、何でもいいから口に入れたい空腹を満たしたいという気持ちから、衝動的に買い物を複数回にわたって行ったと考えられます。
口寂しいと感じやすいようで、何かを口に入れたいと思ったのでしょう。

彼女は今後、どのような対策を講じておくとよいと思いますか。
彼女は、飲み物を外で滅多に買わないです。
カバンの中に1Lの水が常備されているから。
同様に、食べ物もカバンの中に入れておくのはいかがですか。
コンビニの代わりにスーパー等で、事前にスナック菓子の代わりにナッツを買ってカバンに常備しておく。
無塩が望ましいけれど、まずは味付きでもこの際OKにしよう。
おにぎりを作って持参する。混ぜごはんの具材に使えそうなものをピックアップして、冷蔵庫に常備させるのはいかがですか。
何なら、ご飯を炊いた際に、いくつかおにぎりをストックして冷凍しておいてもよいかもしれません。
誘惑に勝ったら、その分の金額を、メモに記しておいて、ご褒美に何かプレゼントしてあげるのはいかがですか。我慢した分のお金のおかげで、本来手にしたかったものを手に入れることができたら、それはより嬉しく感じるのではないでしょうか。

今朝のジャーナリングより



書いていて思ったのは、chatGPTになったような気分を味わえるということ(別に望んでいないが)
わたしの場合は、彼女はを主語にすると文体がかしこまった雰囲気に様変わりする。


これが、主語をわたしにしてしまうと、誘惑に打ち勝つことのできなかった自分を責めてしまったり、しょうがないよね!テヘ!って済ませたりしがちでした。

何が問題なのか、主語を置き換えるだけで、本質が見えてくる。
大事なのは、失敗から学んで、次に生かすことなんですよね。
はじめはなんか距離感変やない?と気持ち悪く感じるかもしれませんが、慣れると何だか面白いですよ。

自分で理に適ったアドバイスをしてあげられる環境って、心が凪の状態に保たれて、わたしは幸福です。

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