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学校教育をアップデートするためのスクラップブック

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草稿やメモ、切り抜きなど、あれこれ雑多なものを収めます。
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#評価

ルーブリック評価をどう使うか?

2012年に出前授業をするために招かれた札幌聖心女子中高で、バカロレア教育を学ぶためのワークショップが開かれ、「ルーブリック評価」というものに触れました。それ以来、何となく気になり続けていたルーブリックが、Google Classroomにベータ版として実装されたのは、2020年1月のことです。
Google Classroomのような学習支援システムを使うと、課題を出して回収することへの敷居が低
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「適切に個別最適化された評価」をめぐって(1)

「適切に個別最適化された評価」をめぐって(1)

「公正に個別最適化された学び」という文科省のスローガンをもじって、「適切に個別最適化された評価」というフレーズをデスクトップに置いて眺めながら、「評価」について考えてみます。

「評価」は誰のものか?もちろん「評価」は第一義的に学習者のものです。統合型校務支援システムの導入によって大量の教育データが利活用されることになれば「評価」の可能性が広がっていくわけですが、データの管理主体があくまでも「学習

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