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JAPANESEスーパーフード・お味噌2 味噌玉
前回、お味噌のいいところについて書きました。
お味噌といえば、お味噌汁!!(と私は思っています)
味噌も出汁も、具材も、家庭によって様々。同じように作ってるつもりでも、毎回味が違う、だからこそ飽きのないものな気がします。
さらに、疲れたとき、温かいお味噌汁をすすると、ほっと癒される気がします。
実際、旨味も栄養もたっぷりのお味噌です。
一日一回は味噌を取り入れたいところ。
気軽に取り入れられる方法をご紹介します。
お味噌汁の見方が変わるカモ!?
具沢山味噌汁があれば もう花丸おかず
具沢山味噌汁があれば、もう満点だと私は思います。
お味噌だけで栄養豊富。具も入ればお味噌汁がおかずになります。
お味噌汁と言えば、料理研究家の土井善晴先生も、毎食、「一汁一菜」で十分だと提唱されています。
一汁一菜とは、ご飯と汁物を中心とした一汁に、漬物などの一菜のことです。ご飯に具沢山味噌汁でも、十分愛情ご飯だとおっしゃっています。
何品も頑張って作らないといけないという呪縛から解き放たれ、肩の荷が軽くなる本です。
子どもの夏休みで、一日三回も作ってもうお手上げ!というお母さんやお父さんにも、一汁一菜で愛情ご飯だよとお伝えしてあげたいです。
土井先生は、SNSで斬新なお味噌汁をご紹介していて面白いです。
ベーコンやトマト入りのお味噌汁や、卵を落としてトーストまでお味噌汁に入れていたり。
私も、前日の余ったしなしなの天ぷらを入れることもあります。油が入っておいしく、子どもにも人気です。
なので、お味噌汁はこうではなければ!という、型はないのかなと思います。
具沢山味噌汁なら、もう、それだけでおかずです。
お肉や卵、豆腐などを入れればさらにボリュームも増えます。
お子さんと、どんな具が合うかな?と色々試してみるのも楽しいかもしれません。
子どもは、自分が関わったり、作ったりすると、興味がわき、日頃と違って箸も進んだり、食べない食材にも手を出すこともあります。(もちろん毎回ではないので、期待は禁物ですが)
ぜひ、楽しいお味噌汁の具材探しもしてみてください。
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お味噌汁の素を作ってみよう
それでも、やっぱりお味噌汁作るのは面倒よね~
という方や、インスタント味噌汁なら作るけどという方、
おうちで簡単にお味噌汁の素が作れます。
このお味噌汁の素にお湯を注げば、インスタント味噌汁の出来上がりです。
又は、だし入り味噌として、鍋でお味噌汁を作るときにも使えます。
時間があるときに、お子さんに手伝ってもらいながら作ってみるのも楽しいですよ。
お味噌汁の素(丸めれば味噌玉)をご紹介します。
材料 約10杯分
〇味噌 … 100g
〇鰹節粉(鰹節) … 5g
〇だし粉 … 10g
〇白ごま … 10~20g
お好みで乾燥ワカメを足してもよいです。
作り方
材料を全て混ぜる。以上。
・味噌玉にする場合:10等分(または大さじ1ずつ)を丸める。ラップに包むか、タッパーなどに入れる。
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・丸めない場合:タッパーなどに入れてならし、10等分の線を入れておくと使いやすい。又は、製氷皿にいれて冷凍してもよい。
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使い方例
(味噌玉1個、1区分、大さじ1/杯)
例1.熱湯(120cc~)を注いでインスタント味噌汁
加熱不要な具(乾物、豆腐、ゴマ、薬味など)を加えてもOK
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例2.鍋で具だけ煮たものに、だし入り味噌として入れて使う
保存期間目安 冷蔵約1週間・冷凍約1か月
丸めて味噌玉にする場合、そのままでももちろん良いですが、周りに具をつけるのも楽しいしおいしいです。
保存性を高めるため、乾物がおすすめです。
私は、さらにゴマや、カラフルあられ、とろろ昆布などをそれぞれお皿に広げ、その上を味噌玉を転がします。
そうするとたとえば、カラフルなあられがついた見た目もかわいい味噌玉になります。そうすると、子どもも食べたがるし、作りたくなります。
実際、うちの子供たち(幼稚園生と小学生)も競ってトッピングしたがります。
味噌汁の素、または味噌玉を作っておけば、夏休みの子供のご飯に困った!という方にも、一品手助けになるといいなと思います。
または、在宅ランチや、食後必ず眠くなるんだよね、という方のお弁当のお供にもぜひ。職場でも、マグカップとお湯があれば簡単に食べられます。
お味噌はご紹介したように、栄養価も高く、疲れにもよいビタミンB群も豊富です。暑さでバテやすいこの時期にもおすすめです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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