「デジタルデトックス」について
最近、「テクノ依存症、中毒症」という言葉があることを知りました。PCやスマホが常にないと不安になったり、イライラしたり、果ては鬱にもなる状態の事のようです。
よく見かけないでしょうか。いろんなところでイヤホンつけて好きな楽曲を聞きながら歩いていたり、電子書籍で漫画などを読んでいたり、SNSやゲームを開いてみている人。見たことないというのが珍しいくらいになっているかもしれません。
「テクノ」「中毒」「手離せない」などのワードから「電子ドラッグ」というのを思い出しました。「魔人探偵脳噛ネウロ」という作品に出てきています。作品ではどんなものかを引用すると、「第三者への憧れや不平不満、自分の主義主張や欲望から人間は大なり小なり犯罪願望を持つが、リスクなどを無意識に考える理性が存在している。電子ドラッグはそんな理性から犯罪願望を解放する効果があり、洗脳された人間は薬物中毒のような禁断症状だけでなく、「急に」犯罪行為をするようになる。」とのことでした。脳の構造をがっしり作っていないとこれを作るのはムリと言われるくらい高度だそうです。上の「テクノ」という言葉を聞いてから、アニメのその部分だけ見直してみました。
もう一つ気になる単語が「解像度」でした。英単語だと、Resolution。ハイレゾって言葉があったような気がします。写真にしても、音楽にしても細かく美しく、立体感や臨場感があると目を離さずにはいられない作りになっていると、飲まれやすいのではないかなという気がします。高い解像度の音や画像に対して、依存性のような感じを持つことがあるとのことでした。
ドラッグから様々な脳に齎される快楽物質や、使い過ぎ(オーバードーズだったかな)の状態、逆にそれが欲しくて欲しくて無我夢中になっている飢餓状態。どれも正直恐ろしい状態です。「テクノ」は薬を服用したりするのではなく、見ただけでや聞いただけで似たようなものと思うと効果は、人によっては言わずもがなと思います。
中でも覚えておいて損のないのは「βエンドルフィン」な気がします。なんてったて、この別名が「脳内麻薬」というくらいです。βエンドルフィンの物質効果はモルヒネと違って体内で生成される物質です。エンド=体内で生じるもの、ルフィン=モルヒネのルヒネ部分を合わせた言葉で、名前の通りって感じですね。βエンドルフィンは鎮痛作用、麻痺作用が強いものであり、痛みを取り除くだけでなく、気分を高揚させる、痛みに意識が向かないようにする体内システムのようです。どっちがどのくらい強いかというと個人差はあれども、βエンドルフィンはモルヒネの約6.5倍くらいのようです。これらの物質も「ホルモン」と「受容体」の関係が要になっているようです。
noteや調べもの、地図を利用していると長くスマホやPCなどに向かいがちになっています。でも、それ以外につい見てしまうものあったりするのでそれで自分も中毒になっていないかな、と思ってスマホだけではありますがスクリーンタイムを確認してみました。平均が1時間半から3時間の間でした。ちょっとやばいなって立ち戻りました。あくまでも可視できたのがスマホだけなので、PC含めたらだいぶ長いと思います。
そこでデジタルデトックスというのを思い出しました。本当に効果あるのか、どんなものが期待できるのかを確認してみました。それをChatさんに纏めた表にしてもらいました。
| 効果 | 説明 |
| ストレス軽減 | デバイス使用による情報過多やソーシャルメディアの刺激から解放され、ストレスを軽減します。 |
| 集中力向上 | デバイスの通知や誘惑から離れることで、集中力が向上し、作業や学習に集中できます。 |
| 睡眠の質向上 | デバイスの使用を減らすことで、寝る前の刺激を減らし、より良質な睡眠を促進します。 |
| 目の疲れの軽減 | 長時間のデバイス使用による目の疲れを軽減し、目の健康を保護します。 |
| 時間の有効活用 | デバイスに依存しない時間を有効に活用し、他の趣味や関心事に時間を割ることができます。 |
| 社会的つながりの増加 | デジタルデトックスによって、デバイスから解放された時間を家族や友人との交流に充てることができ、社会的つながりを深めることができます。 |
| 創造性の刺激 | デバイスからの刺激を減らし、自由な時間や静けさを体験することで、創造的な活動を促進します。 |
寝たらすぐだけど、眠るまでに時間が掛かりやすい要因はこれにもあったのかもしれないという発見をしました。「眠れないならその分起きる時間をずらすべき」というアドバイスをある人より前にいただきました。それもかなり重宝させていただいています。加えて、根本的な原因を解消していけるかもしれないポイントが見つかったので、それもなんとか工夫してよくできたらいいなと思います。