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「孤独」を楽しむ時代へ突入! ー孤独を味方に変える空海の智慧ー

1 はじめに

私は小学校の校長です。今月末に児童と修学旅行で香川県の善通寺を訪れる予定です。善通寺は空海が生まれた場所。彼の思想の中の「孤独」というテーマが私の心に響きます。私の家族は4人ですが、私は「孤独」の時間を楽しむのが好きです。誰かと繋がっている一方で、孤独感を抱える人が現代では増えていますが、空海は「孤独」を成長の糧と捉えていました。今日は空海の教えを考察し「孤独」についてシリーズで探ってみます。

2 「孤独」が私たちを強くする理由

孤独は私たちが日々感じる不安や寂しさであることが多いですが、空海は孤独を「成長のための必須の要素」として捉えました。彼は、四国の室戸岬での厳しい修行の中で、孤独と向き合い、自分自身の内面を深く見つめることで、真の悟りを得たと言われています。孤独は、ただ寂しい時間ではなく、内なる成長を促すための貴重な機会なのです。

現代においても、孤独は自己を見つめ直し、外界から距離を置くための時間となり得ます。空海の教えは、孤独を避けるのではなく、その中に潜む可能性に気づき、受け入れることの大切さを説いています。孤独を乗り越えることで、自分の本質に気づき、真の強さを手に入れることができる。空海が残したメッセージは、情報化社会に生きる私たちにとっても、大切な指針となります。

3 学びと気づき

孤独を力に変える3つの習慣を提案します。

(1)孤独の時間を有効活用する習慣

孤独を無駄な時間と捉えず、自分を深く知るためのチャンスとして捉える習慣を持ちましょう。静かな時間を持ち、その間に自分が本当に望むことや今抱えている悩みについて考える時間を作ります。情報の洪水から敢えて一旦離れてみる。次の一歩が見えてくるはずです。

(2)孤独を受け入れる習慣

孤独を恐れず、積極的に受け入れる姿勢です。私たちは孤独を感じることで、他者との関わり方や自分自身の内面的な成長を見つめ直すことができます。孤独から、自分の感情や考え方に気づくことができ、成長するための新たな視点が生まれることも多いです。

(3)内観&俯瞰&自己内対話の時間をつくる習慣

毎日、自分と向き合う時間を意図的に作る習慣を持つことが重要です。日記や瞑想を行うことで、自己名内対話の機会を作りましょう。外の世界ではなく、内なる声を聴くことで、自己理解が深まり、孤独の中に成長の種があることに気づけるはずです。

4 今日の確信設定アファーメーション

私は孤独を恐れず、その時間を最大限に活かします。そして、孤独の中で内なる強さと可能性を引き出すことができます。

5 おわりに

孤独は私たちを強くするための大切な要素であり、成長のための貴重な時間であることが分かりました。空海の教えを通じて、孤独を恐れるのではなく、それを力に変えることの大切さに気づけました。

次回は、空海がどのように孤独と向き合い、悟りを得たのかをさらに掘り下げてみます。彼の修行と学びから、私たちも多くの示唆を得ることができるはずです。皆さんも「孤独」の時間を楽しんでみてはどうでしょうか?