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愛のこと

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自分と誰かを大切に想うこと
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#生活

ありふれた人生

ありふれた人生

社会に出ると
自分がいかに小さな人間かを
思い知らされることが多い

どこかひとつくらいは
自分は特別だと思えるものがあった気がした
昔とは違うんだって 少しずつ 自尊心が消えてゆく

日々をやり過ごすのに必死になって
休日になると何もできなくなる
仕事、向いてないのかなぁ なんて思ってみても
今さら向いてる仕事なんて 知るあてもない
辞める勇気もないから 辞めない努力をとりあえず続ける

いつか

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miso soup

miso soup

溢れんばかりの愛情に満ちていて、とびきりの優しさに包まれていた日々が、人並みに落ち着いてゆく。お洒落なフレンチや、老舗の料亭のような特別を、毎日提供できるほど僕らは特別じゃないから。少し味の薄いみそ汁は、日替わりな君の今日の味。コップに残った水垢も、年輪のように重なってゆく僕らの日々の記録。

言い返されるのを分かっていながら、たまには文句も言ってみる。なかなか言えない小さな不満だって、聞いておい

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ミルフィーユのような幸福

ミルフィーユのような幸福

数日ぶりのあなたとの時間は、30分だけ。学校から帰ってきて、バイトへ向かうあなたを玄関で見送る。部屋に戻って、ベランダから顔を出して、見えなくなるまで手を振り続ける。繰り返しの日々の一部でしかないけれど、久しぶりに出来たいつも通りのいってらっしゃいが、何よりも嬉しくって、私を少しだけ寂しくさせた。

いとしのゆたんぽ

いとしのゆたんぽ

明日も朝が早いのに、時計はもう夜の3時。お風呂上がりで作業をしていたから、足はもうすっかり冷えてしまっていた。

自分で決めたことなのに、もう挫けそうになっている自分が憎い。こんな嫌悪に陥るくらいなら、はじめから決まりなんて作らない方がいいかもしれない。

おもい足をベッドまで引きずってゆく。するすると布団に足を滑り込ませること、あなたの温もりが肌に伝わってきて、気持ちまで緩めてゆく。

夜なべし

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ひとくちのかち

ひとくちのかち

こってりしたものはすぐに飽きてしまうから、あんまり沢山食べられないのだけれど、どうしても食べたい時がたまにある。炭酸の強い飲み物も、時々どうしても飲みたくなるのに、おいしいと思えるのはいつだって最初のひとくちだけで、あとは甘ったるいピリピリを耐えるだけになってしまう。そうと分かっていながら、どうしても、ひとくち目の感動を求めてしまう。ひとくちだけ、分けてくれる人がいればなぁ。そんなワガママは、独り

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