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さ き
2019年8月30日 22:25
社会に出ると自分がいかに小さな人間かを思い知らされることが多いどこかひとつくらいは自分は特別だと思えるものがあった気がした昔とは違うんだって 少しずつ 自尊心が消えてゆく日々をやり過ごすのに必死になって休日になると何もできなくなる仕事、向いてないのかなぁ なんて思ってみても今さら向いてる仕事なんて 知るあてもない辞める勇気もないから 辞めない努力をとりあえず続けるいつか
2019年9月25日 23:34
溢れんばかりの愛情に満ちていて、とびきりの優しさに包まれていた日々が、人並みに落ち着いてゆく。お洒落なフレンチや、老舗の料亭のような特別を、毎日提供できるほど僕らは特別じゃないから。少し味の薄いみそ汁は、日替わりな君の今日の味。コップに残った水垢も、年輪のように重なってゆく僕らの日々の記録。言い返されるのを分かっていながら、たまには文句も言ってみる。なかなか言えない小さな不満だって、聞いておい
2019年10月4日 19:04
数日ぶりのあなたとの時間は、30分だけ。学校から帰ってきて、バイトへ向かうあなたを玄関で見送る。部屋に戻って、ベランダから顔を出して、見えなくなるまで手を振り続ける。繰り返しの日々の一部でしかないけれど、久しぶりに出来たいつも通りのいってらっしゃいが、何よりも嬉しくって、私を少しだけ寂しくさせた。
2019年10月7日 03:15
明日も朝が早いのに、時計はもう夜の3時。お風呂上がりで作業をしていたから、足はもうすっかり冷えてしまっていた。自分で決めたことなのに、もう挫けそうになっている自分が憎い。こんな嫌悪に陥るくらいなら、はじめから決まりなんて作らない方がいいかもしれない。おもい足をベッドまで引きずってゆく。するすると布団に足を滑り込ませること、あなたの温もりが肌に伝わってきて、気持ちまで緩めてゆく。夜なべし
2019年10月11日 12:57
こってりしたものはすぐに飽きてしまうから、あんまり沢山食べられないのだけれど、どうしても食べたい時がたまにある。炭酸の強い飲み物も、時々どうしても飲みたくなるのに、おいしいと思えるのはいつだって最初のひとくちだけで、あとは甘ったるいピリピリを耐えるだけになってしまう。そうと分かっていながら、どうしても、ひとくち目の感動を求めてしまう。ひとくちだけ、分けてくれる人がいればなぁ。そんなワガママは、独り