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さ き
2019年2月20日 14:58
いつだったか飲み物を飲んだ後にする下唇を舐める仕草がすきと言われた無意識に舐めてしまうたびその人のことを思い出すこれを思い出と呼ぶのかな私はそれを恋とは呼ばなかったな
2019年2月20日 15:27
コンビニで暖かい飲み物をひとつ買ってふたりで分け合って散歩がしたい今夜の映画とおつまみを喧嘩しながら選んで帰って薄暗い部屋でふたりで観たい床に敷いた布団に寝転がって枕元の酒を飲みながら話がしたいゆっくりできる雨の日の朝は外の世界から遮断されたような独特の静けさに耳をすませて寝顔を眺めるうちにまた眠ってしまいたい忙しい早朝だったらお湯を沸かしにこっそり布団から抜け出し
2019年2月20日 23:14
誰にも言わずに相手にも伝えずに大切にしまっておくそんな気持ちがひとつくらいあったっていいやと思う愛は与えるものなのに返すものではないはずなのに向けられた愛に気づいたときに返せる愛が自分にはないとわかった時に堪らなく苦しくなるのは何故でしょうか私にはまだ分からないままですでもだから返せないことが分かっている愛はきっと与えても苦しめるだけだとひとり抱え込んでしまいます
2019年2月21日 22:40
ぽつり、ぽつりと滴り落ちる雪解け水のような言葉がわたしに教えてくれたことそこにわたしの知らない冬があったこと長いあいだ厳しい寒さと底知れぬ雪がそこを支配していたこと今、わたしの胸を濡らすあなたのあたたかな涙が教えてくれること春は、わたしの腕のなかに
2019年2月21日 22:54
きっと永くは続かないと心のどこかで思ってる美味しい料理だって冷めればすぐに悪くなる咲いた花もいつかは枯れるだけど美味しい料理を作るためには根気と時間が要るように種を植えて水を与えて花を育てるように気長にゆっくり時間をかけて時には何かをぐっと堪えてそれでも人を愛したいとあなたもそう思うでしょう?終わらないものはないのなら終わらせない努力をやめないでそう
2019年5月5日 11:28
まいにち すこしずつ 考えていること あの人に話したい くらいに 大きくなってきたら ひっそりと 言葉だけをとっておくすべてを見せてしまうのは 勿体ないから なんて 言い訳をしながら 伝える勇気のない きもちを そっと
2019年5月2日 22:23
雨の日は会えない 晴れた日は君を想う今夜はこんな邦題の映画を観ようと、久しぶりにキャンドルに灯をつけました。映画がはじまって、5分で妻がなくなりました。それ以上の感想はここで書くのはやめにしておきます。もしもあなたがこの映画を観たら、続きはその時にでも話しましょう。 映画を観ながら、いろいろなことをぼんやりと考えました。言葉にできるほど
2019年8月14日 20:48
自分の感情が黒くなっていくのを感じる。会いたいと言ったって会えないことくらい頭では分かっている、それが良くない。寂しい、会いたい、会えなくて悲しい。そんなブルーな感情を、どうしようもないからと、そのままにしてしまうから。そのうち、ブルーの涙を流していた心は鉄のように錆びついて、茶色く濁った言葉が漏れ出してくるようになる。会えなくて寂しいのにあなたはとても楽しそう。いっそのこと連絡を取らずにあなたを
2019年8月17日 21:14
男の子という存在が、苦手だった。女の子が得意かといえば、そうでもなかった。人と関わることが上手とは言えなかった私は、その欠点を補おうとしてか、テストで点数を取ることに夢中だった。理屈で片付けられない感情が方向性を見失い、思わぬところで誰かを傷つける。青春という綺麗事で片付けられがちな学生時代の、そんな自己中心的なところが嫌いだった。自分が、どこかで同じようなことをしてしまうのが怖かった。何もしなけ