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源氏物語の中の短歌
NHKプラスで「光る君」の短歌を取り上げている番組を見た。
キャラクターに合わせて掛け言葉などの技巧を凝らしたものから、
ほぼ下手な歌まで書き分けたという紫式部はすごい。
その技巧の部分とかを、読み手は理解できたんだろうか、それとも
音読し合う仲間と話し合ったりしたのだろうか とちょっと考えた。
下敷きになっている古今集の歌まで知っている人がいたかどうかは
難しいところだろうか。
100分で名著では、末摘花は外国の血が入った人だったのかもしれない
という話をしていた。そういう「宮」がいたという伝承もあったとか。
改めてその知識量に驚いているのは学者さんたちもらしい。
「本好きの下剋上」の世界では、物語の大事なシーンで神が舞い踊ることが不可解すぎると主人公マインは思うのだけれど、「源氏」の世界で
途中で短歌が入り込むのとどっちがわかりにくかったんだろうか
と ちょっと思ったりしたのだった。
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