いただきます ごきげんよう
小堺一樹さんの昔の番組である。
なんとなく「ごちそうさま」だと思っていた。
記憶とは面白い。
まだ「更年期」とは無縁の年齢だったが
出演していた中山あい子さんが
「切り立った崖からのぞくような」という言い方で
更年期の落ち込み方について語っていたのである。
語り方もあったのかもしれないが、忘れられない。
ホットフラッシュとか、そういうのはあまり怖くなかった。
何に怯えるかも人それぞれなのかもしれない。
更年期は閉経前後10年間と言われる。
私も多分そうだった。
いわゆる婦人薬を服用しながら乗り切った感じがする。
婦人薬は、イライラや落ち込みにも効き目があるのである。
不安や落ち込みが、それなりにあったのである。
日本のストレス社会の中では
ストレスが子宮を締め付けることは比喩でなくあると思う。
精神的な苦痛が流産を呼ぶのと同じことだ。
40代半ばくらいからは、
更年期の影響を、自分の中に探って欲しいと思う。
落ち込みやイライラにも、自分をいたわって、と思う。
乗り越えるために。
40代からって、自分の生き方をもう一度考える時である。
みんな、頑張って と思っているのである。
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