
交通事故から1年2ヶ月【怒】
心が壊れる前
この時期は、時短勤務で働き、リハビリをしてから帰宅する生活が私にはちょうど良かった。
生活リズムができてきた頃、子どもが学校で嫌がらせを受けていた事に気づく。私の怒りがなかなかおさまらず、気持ちの切り替えがうまくできなくなっていた。不安定な心の状態に気づき始める。いつもならできる気持ちの切り替えができなくなっていた時期を振り返る。
1.時短勤務
8時半〜12時半までの勤務を13時まで延長していた。仕事終わりにリハビリをして帰宅。
この生活が今の私にはちょうど良いと分かってきた。フルタイムは今は無理だけど、この時短勤務なら働ける。そう思えてきていた。
2.子どものトラブル
ここでは詳しくはふれないが、子どもが学校で嫌がらせを2ヶ月ほど受けていたことが発覚。
ある日、子どもを見ていつもと違うと気づき、
なにか違和感を感じた私と夫。
その後、ゆっくり子どもと話す機会を作った。
結果的には学校にも連絡し、嫌がらせは、
解決した。
しかし、私の怒りがなかなかおさまらず、
静まる気配はなかった。感情のコントロールがうまくできず、込み上げてくる強い怒り、気持ちの切り替えが上手くできなくなっていた。
3.たくさんの不安
この2ヶ月嫌がらせをずっと受け続けた子どもは1人で悩みを抱え込んでいた。
誰にも頼らず自分で解決しようとしていた。
親なのに、すぐ気づけず、気づくのに時間がかかってしまい本当に、申し訳なかった。
気づくのに2ヶ月•••、時間はかかってしまった。
今、振り返るとあの頃、子どもはいっぱいサインを出していた。そのサインを私は、キャッチできていなかった。
この頃の私は、仕事と身体のことでいっぱいいっぱいだった。気持ちに余裕は、全くなかった。
仕事ができないことによる不安、
収入が激減したことによる不安、
教育資金が足りていないことによる不安、
体調が悪い日が続く不安、
いつになったら、後遺症は良くなるのか先の見えない不安•••、
とにかく
不安で毎日、毎日、お金の計算をしていた。
たくさんの不安で、
私の心は、限界まできていた。
自分のことで、いっぱいいっぱいな時期だった。
4.パート
だんだんと、何のために働いているかわからなくなってきていた。
たしかに、お金は必要。
ただ身体がついてこない今、気持ちにも余裕はなくなってきている。
実際、子どもの変化にも気づけていなかった。
パートに切り替えた方がいいのかな。
切り替えるならタイミングはいつだろう。
考え始めていた•••。
しかし、簡単には答えがでなかった。
5.おわりに
時短勤務が今の私にちょうどいい働き方だとわかってきた。子どものトラブルをきっかけに、私の感情のコントロールがうまくできていないことに気付いた。たくさんの不安で私の心は、押しつぶされ、怒りの感情が静まる気配はなかった。それは、心が壊れる前ぶれであることに気づけていなかった。