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【詞】昼の凪

詩集 "雪国" より




大きく帆を立てて

風の向くまま 気の向くまま

透明な憧れの澄む

昼の凪へようこそ



貝殻の足音は

太古のすみか 夢を巻く砂

透明な憧れの棲む

昼の凪へようこそ



季節のない海は韻を踏む

海の広がり 広がるほど

君の

歌は

深い

水の

中で

ゆら

めく

花に

なる



そして鯨を呼ぶ Sunny









鯨を呼ぶ Sunny









なんとなくパイレーツ感がありますね

朝凪 や 夕凪 という言葉がありますが、
自分が海に行くのは昼間が多いので、
そう考えると、昼の凪いだ海を見る機会が、これまでで一番多いように思います



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