【詞】嵐の夜
暗いです。
雷のふる夜は花も家の屋根も
魂が抜けたみたいにそこに佇んでいます
細々とした夢の奥へ向かう船は
とっくに行ってしまった
狂った嵐は続く ここで何が出来るだろう
嵐に吸い込まれそうな文脈に
透明な凧糸を張っては眠れもしない夜
漠然とした頭に光が流れ込んで
やがて朝になると知っても眠れもしない夜
人に、街の会話に、揺れる日々がいっそ愛おしい
夜と嵐を組み合わせた詞になっています。
文の脈と書いて"文脈"ってかっこいいですよね^ ^
響きもいい!
"青と川縁"から3日続けて
短めの文を投稿してみました!
最近投稿した詞はこちら!
↑こちらは『季節』をテーマに作りました。