【詞】蜂らしい(仮)

手摺てすりを下る様に
手摺を下る様に旅してたら

偶然、前と同じ街
君の居た街に来たらしい

街の外に出ては戻ったりする暮らしを
今も君は続けているのだろう

そして言葉を手繰り寄せたりするのだろう。

伏線らしくも曖昧だった季節を
電線の尾根。 哀愁を乗せ、最終は行く

窓から海に沿った街が開けた
透き通った音色みたいな夕も下る


僕は花の蜜に烏合の蜂らしい
花弁の散る前に
君の芽を両の目で見分けたい

僕は花の蜜に烏合の儘でいい
味を確かめて言葉にするの
色付かせるの

自分のなかでも色付かせるの


🐝ブーン

サカナクションの歌詞で
電線が尾根の様に上り下り という表現があったため、そこから着想しました。

ここ何日か続けて詞を投稿しています。
(内1つは過去作)
ところであること・・・・に気が付きましたか?
最近の詞のタイトルですが...

春の片鱗
猫と無題
日没の歌
蜂らしい

...全て4文字!

という話でした!

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