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うつでゲームが楽しくなかった時の話

僕は数ヶ月前、
うつがひどかった。

趣味のゲームすら
楽しくできなかった。

僕は作業ゲーが
好きなのだが、

その作業を
する合間にも、

イヤなことが
頭をチラつくのだ。

ゲームをしつつ
思い出すもんだから、

脳みそが
ふたつあるようなものだ。

脳のエネルギーの
消耗が早い。

だから、
楽しいはずの
ゲームなのに、

疲れが
溜まってしまう。

……僕はゲームの
決まった動作をすると、

いつも同じイヤなことを
思い出す。

自分でもバカらしいし、

それだけしんどいのだと
分かってはいる。

でも、
決まった動作を
するたびに

決まって同じ、
イヤなことを思い出す。

ゲームは
楽しいもののはずなのに、
それがつらかった。

……ゲームを
プレイしはじめて
数十分は、

そんな感じだ。

集中してくると、
だんだんイヤな記憶が
頭から薄れていく。

そして、
やっとゲームに
集中できるようになる。

しかしそこまでに
脳みその疲れは
たまっているから、

集中できたとしても
すぐに疲れてしまう。

楽しいはずなのに……。

……そんなことを
繰り返すうちに、

うつがひどかった
当時の僕は、

だんだんとゲームを
やらなくなっていった。

ゲームをやるとしても、
横で動画や配信を
流していた。

そうすることで、
むりやりにでも、

イヤなことよりも
楽しいことに
意識を持っていこうとしたのだ。

……そして
そのあと、
僕は寝たきりになった。

しかし、
その後、

精神科で薬をもらって
飲み続けると、
それが効くようになってきた。

だんだんと
体力と気力が
回復してきて、

今ではゲームが
楽しくできるように
なり始めている。

ゲームが楽しくできる、

ゲームに
純粋に集中できる
ようになったときは、

「ゲームができる!!」
と感動したものだ。

初めのうちは
少ししか
ゲームができなかったが、

今では
1,2時間くらいは
ゲームできるように
なってきた。

それが、
とても嬉しい。

主治医や
医療関係者、

ゲームを
作ってくれた人には、
感謝している。

読んでくれてありがとう。

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