感じたのはあたたかい優しさ
皆さんこんにちは。今本当に久しぶりに記事を書きはじめて若干緊張しております、Lupinusです。
4,5ヶ月ぶりでしょうか。本当にお久しぶりです。皆さんはどんな時間を過ごされていましたか?私は良くも悪くも濃い時間を過ごしていました。
投稿が出来ていなかった分書きたいことは沢山あるのですが、今回は私が優しさを感じたお話をさせて頂きます。
前回の記事にもしましたが、かなり前なのでまずはざっくり私の現状を伝えさせてください。
7月頃から原因不明の体調不良に陥り、症状としては、発熱・頭痛・怠さ・腹痛・気持ち悪さ・食欲不振 etc... と言ったところでしょうか。検査で異常が見られなかった事、解熱剤が効かない事、その他自分なりに考えた結果、心因性発熱だろうと私は思っています。
この心因性発熱が発症してもう5ヶ月になります。未だに症状が改善されることはなく、この寒い季節になった今でもアイスノンが相棒です。不本意な形でしかありませんが、暖房を付けずに過ごせる地球にも家計にも優しい人間になれました。
これだけ長期間発熱が続くと身体も慣れてしまうのか、37度後半が今の私の平熱です。ですが、私は精神疾患を患っているので心が不安定になる事ももちろんあります。
このご時世発熱があると行動が制限されます。そしてコロナを疑って当然というような所もあるでしょう。私は元々外出が出来るような状態ではなかったので、外出ができないことへのストレスはそれほどありませんでした。しかし、唯一の外出する機会でもある通院、カウンセリング。この病院に行けないという現実が日に日に私の心を蝕んでいきました。
検査をして陰性だろうが発熱があるという事実がある限り、コロナの疑いが完全になくなるわけではありません。発熱がある方は来院をお断りします。当たり前の対応だし、ごく自然で真っ当な判断だと思いました。
思えていたはずでした。理解していたつもりでした。仕方ないことなんだ。受け入れるしかないんだと自分に言い聞かせていました。
でも、心のバランスが保てなくなった時、全てから拒絶されているように感じました。
誰も望んで熱を出しているわけじゃないのに。全部私のせいなの?薬が効かない。症状が治まらない。いつ治るかも分からない。なんでこんなに辛い思いし続けなくちゃいけないの?私何か悪いことした?なんで。どうして。誰か教えて。助けて。
無意識に抑えてきた正直な気持ちや言葉が頭の中で繰り返されて、心に響いて、ただ悲しくて、寂しくて、虚しくて、何度も泣きました。
ここ5ヶ月、私が通院できない代わりに母が病院に行ってくれました。代わりに症状を伝えてもらったり、先生に言伝を頼んだりと、ほとんど丸投げ状態だったので、母には感謝しています。
そしてつい先日、今年最後の通院日がやって来ました。もちろん私は行けないので、先生に今年お世話になったことへの感謝を自分で文章にして、それを伝えて欲しいと母に頼みました。
内心、かなり前から今年はもう病院には行けないだろうと諦めていました。でもやはり、自分の口で先生に直接感謝を伝えたかったという気持ちはありました。
母が病院から帰ってきて、いつも通り診察の内容や先生とのやり取りを説明してくれた後、あと先生がね、少し笑顔になって続けたのです。
「次の通院日は娘さんを連れてきて下さい。こちら側で娘さんを受け入れる体制を整えておきますので。熱があっても心配なさらず、安心していらして下さいね」
そう言ってくれたよ。看護師さんも待ってるって。よかったね。
それを聞いた途端、それが当たり前かのように自然と涙が零れ、しばらく止まりませんでした。今まで心因性発熱が原因で抱えてきた孤独や不安が静かに薄れていくようでした。今の私にはこれ以上無い程嬉しい言葉で、貰えないと諦めていた言葉で、本当に嬉しくて嬉しくて、今思い出しても泣きそうになります。
先生の優しさ。看護師さんの優しさ。病院全体の優しさ。私はそれを物凄く感じました。
最初の頃、申し訳なさそうに様子を見てみましょうと言っていた先生。その後、検査してきてもらえれば…と悩んでいた先生。そして今回、来てくださいと言ってくれた先生。
きっと病院内でも先生の中でも色々と手探り状態で、これと言った指標もなく、発熱がある患者さんを受け入れるかどうかというのはかなり難しい問題だったと思います。
母からの言伝ではありましたが、私は先生の言葉にしっかりとしていて真っ直ぐな意志や決意を感じました。
"来てください" その言葉の中には、患者さんが気に病むことじゃない、私たちが責任を持って環境を整えます、安心してください。そんな気持ちが込められている気がしました。
病院に行きたいとは思いながらも、他の方に迷惑がかかるくらいならば、我慢しようという思考が私の中にはありました。だからこそ、来てくださいと先生が言い切ってくれたおかげで、胸を張ってとまでは行きませんが、少し気楽に通院を再開できると思います。
時間はかかりました。長かった。辛かった。でも、今の私を受け入れてくれる場所ができました。与えてもらえました。作って頂きました。沢山の人の努力と意志と優しさによって。
私は心因性発熱を発症してから、いろんなことを諦めていました。期待も希望も捨てていました。
でも、今の環境が変わるかもしれないこと、動いてくれる人がいること、どうにかしたいと思ってくれる人がいたこと、様々なことを実感することができました。
改めて、周りの人達に支えられているんだなと思いました。そしてそんな優しい人たちに守られていることを私はとても幸せに思います。
今の私が誰かにしてあげられることは多くはないけれど、出来ることを見つけてみようと思いました。
そしていつか笑顔でありがとうと伝えられるように。今まで貰った優しさをかえせるように。
少しずつでいいから進んで行けたらなと、珍しく前向きなことを思ったりしています。
夢や目標とは程遠いかもしれない。小さすぎるかもしれない。傍から見たら当たり前のことかもしれない。笑われてしまうようなことかもしれない。
でも、心に芽生えた気持ちはその人のものだから。それを大切にして欲しいし、私も大切にしたいなと思っています。
皆さんがそれぞれ思う"いつか"が訪れることを心から願っています。
久しぶりの投稿で、自分が書きたいことを書けたか、読みやすく書けたか、色んな不安がありますが、なんにせよ記事を書くことが出来て良かったです。
久しぶりの投稿。そしてLupinusとしては初めての投稿。元々文章を上手くまとめられていた訳では無いので、普段となんら変わりのない長文だったかもしれませんね。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!とても嬉しいです☺️
初めて見てくれた方も、久しぶりに見てくれた方も、見ようとしてくれた方も、見てない方も、皆さんありがとうございます!マイペース人間なので、次の更新日はいつも未定ですが、またnoteで皆さんに出会えることを楽しみにしてます!
あなたに心からのありがとうを🍀・.。*
Lupinus🧸
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