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【服装との葛藤】
はいどうも!
社交不安克服カウンセラーの野田新菜(のだわかな)です!
私は主に、社交不安障害(あがり症、赤面症、視線恐怖等)でお悩みの人をサポートする活動をしています。
今回は「服装との葛藤」についての話をさせていただきます。
今から話すことは、ずっと誰にも言っていなかったことです。
今まで公言していない、私の抱えていたコンプレックスの話です。
なので、とても勇気がいりました。
社交不安障害の引き金になった要因の一つだと考えています。
私が大学受験の予備校へ通っている時、
周りの視線がとにかく怖かったのと同時に、
周りに対する激しい怒りがあったのを覚えています。
この頃は症状も悪化していた時期でした。
(どうせ、なんだこの人って思っているんだろうな)
私にとってみんな敵に見えました。
みんな私を追い詰める加害者で、
みんなが私を見る目は、
冷やかしや笑いものにするかのようだと。
こうやって書くと、
当時はかなり被害妄想が強かったなと思います。
正直、今でも思い出すと涙が出てきます。
辛くなるからというよりかは、
「あの時は辛かったね」という気持ちで^^
当時は生きてる心地がしないし、
お昼ご飯は一人になりたいがために、
わざわざ近くの公園まで行って食べていました。
毎回400円で買ってたお弁当。
味はあまり覚えていません。
その時聴いていた音楽は決まって
Mrs. GREEN APPLEの「キコリ時計」でした。
当時はあのリズム感が好きという理由で聴いていたけど、
今聴くとすごい歌詞です。
それはさておき、
予備校は集団授業という地獄。
私の目は二つだけど、みんなの目は合わせると何十個もある。
こんなの勝てっこない。
異常なほど汗が出て、ペンも上手く握れやしない。
当てられたらこの世の終わりだ。
(間違えたこと言ってみんなの前で恥をかくのは、絶対に嫌だ。)
こうも思っていましたが、
何よりも当てられたら、私に注目が集まる。
その時に、外見を見られるのが死ぬほど嫌だったんです。
これが一番嫌だった。
ダサい服着てダサいメガネかけて、
とにかく身だしなみがダサい。
髪もボサボサで、猫背で、とにかく暗い。
けどオシャレとかしたことないし、
メイクとかファッションも分からないし、
美容院も行ったことないから髪型のこともよく分からないし、
私はこのダサい身だしなみしかできなかった。
私は今までのものを変えることがすごく怖かったんです。
毎日のようにボロジャージやボロ半ズボンだったので、
ジーンズやチノパンも持っていませんでした。
自分がそれを履けると思っていなかったから。
ピッタリなサイズはないに違いない、
そして自分に似合うはずがない。
私は暗い色のジャージしか着ることができないんだ!!
そう思い込んでました。
今思えば、すごい思い込みです(笑)
ジャージをオシャレに着こなすことができればいい話だったかもしれません。
けど私にはそのような技術はなく、
ただヨレヨレになってるジャージを着続けていました。
私は周りの変化についていけませんでした。
周りが私を置いて大人っぽくなっていくことに気づいてから、
とても苦しみました。
小学生からほとんど変わらない私の服装は、
高校あたりから顕著に浮き始めたなと感じました。
ヨレヨレのジャージを着続けていたのは、
いつもと同じだという安心感になっていたからです。
今まで服装には無頓着で、
周りに言われるまで何も気にしていませんでした。
しかし、
「野田さん、私服持ってないの?」
ある時からよく聞かれました。
私は真面目に「これが私服だけど、、?」
と返しては毎日同じようなジャージを着続けていましたが、
段々とその質問の意味が分かってきてしまい、
とてつもなくショックを受けてしまいました。
(もしかして、、これダサいのか、、!!)
周りに言われ、周りを見渡して、
私の服装はまずいのかなぁと、
気付いてしまったのです。
それからは、
服装を変えなきゃいけないけど変えられないという葛藤で悩みました。
予備校に通ってるのも、大学に行くのが怖かったから。
きっと、オシャレな人でいっぱいなんだろうな。
とてもじゃないけど四年間も行ける自信はないな。
絶対に浮くし、こんなダサい自分と仲良くしてくれる人もいないだろうな。
こうも思っていましたし、
現実と向き合う心の準備ができていませんでした。
言えることはただ一つ、
「恥」をかくことへの強烈な恐れが、
私の思考をガッチガチにしていたのです。
結局、一年も耐えられずに予備校は辞めてしまいました。
それでも、
私が恩師のセミナーに参加して社交不安障害を克服してからは、
服装でどう思われるのかはどうでもよくなりました。
むしろ、もっと色んなことに挑戦してみたくなり、
服装を変えることにしました。
未だにオシャレはよく分かりませんが、
今ではYouTubeで着こなしを勉強したり、
好んで自分でも着られる私服を買うようになりました。
明るい色の服も着たい、似合う服をもっと知りたい。
この人の着てる服かっこいいなと、私も着てみたいなと、
ファッションに関心を持てるようになりました。
私からしたらすごい心境の変化です。
そんな自分を褒めたいです。
私はスカートみたいなのは幼い頃から苦手なので、
ちゃんと自分の好きな系統を見つけてファッションを楽しんでいます。
仕事の日はそこまでオシャレはしませんが、
身だしなみで苦しむことはなくなりました。
それも、根本のセルフイメージが変わったから。
今ではジャージを着ることの方が少ないです。
運動する時や寝る時以外では着ていません。
新しいことにチャレンジしてみたくなったり、
未知のことを知りたいという気持ちになれたのも、
セルフイメージが変わってからでした。
ファッションへの意識は、周りの人のためにもなります。
ファッションには周りを明るくさせたり、
自分も明るくなる効果があると知った時に、
努力してみようと思えました。
穴の開いたズボンをはいていた頃と比べると、
ほんとにすごい変化だなと思います。
対人恐怖を克服すると、
変化を楽しめるという副次的効果もあるということを、
皆さんにも知っていただければ幸いです(^^)/
逆に、形から入る(服装から変える)ことも効果的なので、
試してみても良いですね(^^)
普段は、
・人の目が気になる
・視線が怖い
・緊張して赤面したり頭が真っ白になる
・手足が震えて力が発揮できない
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!