今更ですが、読書の素晴らしさに改めて気づきました
〜1日1時間が与えてくれた驚きの変化〜
はじめに
「読書＝意識が高い人がやること」
ずっとそう思い込み、なんとなく敬遠していた私。2年ほど前から周りの優秀な人たちが読書しているのを見て、「やった方が良さそうだなあ」と感じつつも、具体的に何がプラスになるのか分からず、そのまま放置していました。さらに「忙しい」を言い訳に、「今は無理」と自分を納得させていたのです。
ところがここ数ヶ月、本を読む習慣を取り入れたところ——驚くほど世界が変わりました。この記事では、「読書を始める前の自分が抱いていた固定観念」や「読書がもたらした変化」、そして「忙しくても続けるためのコツ」をシェアしたいと思います。もし読書に対してかつての私のようにハードルの高さを感じているのなら、ぜひ参考にしてみてください。
読書を始めたきっかけ
最初のきっかけは、周りにいる“できる人”たちの姿でした。彼らの行動を観察すると、当たり前のように読書し、その内容をSNSやブログなどでアウトプットしているのです。
文章がわかりやすい
仕事やプライベートでもアイデアが豊富
会話をしていても知的で面白い
そんな姿を間近で見ているうちに、「何か秘密があるのかも？」と思うようになり、とりあえず試してみることに。正直、最初はモチベーションも低く、「本当に効果あるのかな」という半信半疑の状態でした。
読書によって変わったこと
結論からいうと、「読書」は私の思考や生活習慣を大きく変えてくれました。具体的には次のような変化があります。
1. 考え方のパターンが増えた
本を通じてさまざまな著者の経験や考え方に触れることで、自分の視野が一気に広がりました。
「こんな視点があるのか！」
「こういう価値観も面白い」
といった気づきが増え、視点の引き出しをたくさん持てるようになったのです。これまでは狭い価値観の中でしか物事を見られず、解決策もワンパターン。読書を始めてからは、違う立場や背景に立った思考法を取り入れられるようになりました。
2. ボキャブラリーが豊富になった
本を読めば読むほど、語彙力が身につきます。専門書なら専門用語、ビジネス書なら論理的思考を助ける言葉、小説なら感情を豊かに表現する文章と、多種多様な表現に出会えます。
これによって、会話や文章を書くときに「ぴったり」な言葉を選びやすくなり、コミュニケーションの質が高まったと感じています。
3. アイデアが浮かびやすくなった
仕事やプライベートで課題に直面したとき、本を読んで得た知識や他人の体験談がヒントになることが増えました。
「あの本に書いてあったあの方法、応用できそう」
「この考え方はあの著者が提唱していたアプローチに似てるかも」
脳の中にインプットが増えるほど、組み合わせによる“化学反応”が起こりやすくなるのを実感しています。
忙しくても読書を続けるコツ
「読書がいいのは分かるけど、忙しくて時間がない」という声はよく聞きます。過去の自分がそうだったので痛いほど気持ちはわかりますが、私の場合は以下の方法で習慣化に成功しました。
通勤時間・スキマ時間を活用する
往復40分の電車移動を「読書タイム」と決めて、本または電子書籍を開きます。スマホをいじるのは一旦やめて、読むことに集中。「1時間も取れない！」という人でも、ちょっとした空き時間で数ページ読むだけでも積み重なります。入浴中に読む
防水カバー付きの電子書籍端末や、多少濡れても気にならない雑誌などを活用すれば、お風呂のリラックスタイムが最高の学び時間に早変わり。意外とのんびり読めるのでおすすめです。寝る前の30分を確保する
ベッドに入ってスマホを見てしまいがちな人は、思い切ってスマホを別の場所に置く習慣に変えてみましょう。枕元には読みかけの本を置いておけば、そのまま読書にシフトしやすくなります。どこでも読めるように本を複数用意する
「読みたい本がないから読書しない」という状況を避けるため、紙の本・電子書籍合わせて常に何冊かストックしておくと途切れにくいです。セールや図書館も上手に活用し、“在庫切れ”を起こさないようにしましょう。アウトプットの場を作る
学んだことはSNSやブログなどに書いてみると理解が深まります。アウトプットすると「もっと吸収したい！」という意欲にもつながり、読書がさらに楽しくなるんです。
まとめ
本を読む前は、「読書なんて自分には関係ない」「忙しいし続かない」と思い込んでいました。しかし、実際に読書を習慣化してみると、考え方の引き出しが増え、語彙も豊富になり、アイデアまで湧きやすくなるというメリットがどんどん出てきました。
「今更だけど、読書の素晴らしさに気づいてよかった」と心から感じています。
もし「読書を始めたいけど続くか不安…」という方がいたら、まずは1日10分からでも構いません。わずかな時間を積み重ねるだけで、驚くほど世界が変わっていくのを実感できるはずです。読書という小さな一歩が、きっとあなたの人生をより豊かにしてくれますよ。
最後に
今更ながら、読書って本当に素晴らしい。忙しさを理由に遠ざけていた時期がもったいなかったとすら思います。この記事が、あなたの読書ライフを後押しするきっかけになれば幸いです。ぜひ、今日からでも気になる1冊を手に取ってみてください。あなたの新しい世界が、そこから始まります。